海野聡『森と木と建築の日本史』岩波新書、2022年
知人宅で箸を洗って用意することができなかったという理由で竹箸がでてきた。間伐材の杉箸でもよいと思っていると言うと、話は日本の林業の話に及んでいって、筍掘り打ち合わせになって終わった。
前に、建築史の本を読みかけたままにしてあったことを思い出して、探して最初から読み始めた。効率の悪い読み方たが、仕方がない。読むためには好奇心がいるのである。
日本は石の文化ではない。木の文化であると思っていたが、ヨーロッパも石だけではなく、ノートルダムの火災で木製の屋根だってことが明らかになった。木の文化がないわけではない。
まあ、ゆっくり木の勉強をしようと思う。
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