『イタリアワイナリー最上の24蔵』（2019）

川頭義之『イタリアワイナリー最上の24蔵』アートデイズ、2019年

イタリアでイタリアワインの輸出斡旋業を行なっている川頭義之氏とインポーターとレストランのコラボの食事会があって、川頭義之氏が各テーブルに配ったものを読んでいる。

イタリアワインは京都の割烹でのワイン会で説明を受けたくらいで、葡萄の品種が多いという印象しかなかった。州ごとの特徴を理解するには意識して飲み比べてみないとわからないが、今回は6種類の飲み比べだった。本にはまだ載せていないスパークリングは良い出来だったと思う。

川頭義之氏は商社に勤めていたこと、イタリア人と結婚したことでこのようなニッチな商売ができたのだろう。

本書はイタリアのワイナリーの訪問記になっており、同行取材した友人の西村タケシ氏の写真も豊富でイタリアの風土を知ることができる楽しい読み物となっている。

注）EREDE BRUT CUPELLI（エレデ　ブリュット　クペッリ）

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