2021年12月書籍往来

Goinkyodo通信 書籍目録
師走の声を聞くのが、早くなったようだ。クリスマスソングがかかる霜月の内に餅をもらったりすると、特にそう感じる。病気をしたので飲みに出ることがなくなった分、一人でいる時間が長くなった。コロナ禍で学生達が孤立しているというニュースを見ると、人との結びつきを求める時期に一人でいることは辛いことだと思う。しかし、一人でいることが必ずしも孤立していることにはならない。社会との繋がりはあるので、忙しなく師走の時間は経っていった。
【思想】
森有正『森有正対談集 言葉 事物 経験』晶文社、1968年、1977年第5刷
森有正氏(1911-1976)が亡くなってから買った本である。何を考えていたのか今となってはわからない。辻邦生氏が編者あとがきを書いた日付は1968年2月20日とある。

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