『京都五山送り火』NHKエンタープライズ、2008年、DVD本編75分+特典7分
2007年8月16日のNHKスペシャルで放映されました。山折哲雄氏がゲストで出演していました。
私が五山送り火を最初に見たのは、東一条通からでした。柚子屋旅館でTVを見ていたら見に行きたくなって車で行けるところまで行きました。徐々に炎の上がる大文字が見えました。帰ってきてTVで続きを見てました。次は酒房ますだで飲んだ帰りに鴨川に架かる御池大橋から大文字を見ました。そして、出町の河川敷に人がびっしりといたのを見て驚いたこともありました。北山大橋から見たのが最後です。火床に二度上がりました、汗ダクダクになりました。そんなことを思い出しながら見ました。
今年の五山送り火は規模を縮小して行われました。火床も五山合わせて十二でした。TVで見ていて寂しさを感じましたので、DVDを確認の意味で見ることにしました。今年は磯田道史氏がゲストの一人で出ていました。去年のゲストはもう忘れてしまいましたが、一昨年は樹木希林さんが電話で出ていました。そのあと、9月には亡くなられました。
「大の字が人にも見えます。火にも見えます。火と人が一体化した文字が大、そういう送り火という思いをはじめて私はもちました」(山折哲雄塾頭)。
注)山折哲雄氏は宗教学者と紹介されていましたが、夕焼け京都塾の塾頭でもあります。
塾頭に人生八十年と言われると、遊んでなんかいられません。
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