学会の定例研究会でNorbert WienerのCYBERNETICSを読むことになったという発表を聴いたので、本屋に行ったら、岩波書店で1961年の第2版を翻訳したものが文庫本になっていた。昨今の人工知能ブームのせいで機械学習が身近になったせいなのだろか。随分昔の本である。おまけに、社会学者の大澤真幸氏が解説まで寄せている。科学の古典と言ってもよい『サイバネティクス』を読むのはドラッカーの本のとき以上に難しいかも知れない。この本から何を学ぶのだろうか。
ウィーナー 『サイバネティクスー動物と機械における制御と通信』2011年、2018年第8刷
池原止戈夫、彌永昌吉、室賀三郎、戸田巌訳
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