ひととき 2018年2月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「ノーガク部」というタイトルでした。記念すべき100回目ですがタイトルが変わってますね。
地元経済界のボスと思っている人から「ノーガク部」出身だというのを聞いた時、同志社に農学部があったのかと訝る家元でしたが、そのT氏が父親に言われて謡をやるため能楽部に入ったという話でした。発音だけでは区別がつきませんね。伝統芸能に詳しい財界人が京都には多いといいます。T氏もその一人だそうです。当然、花街で飲んでいて、そろそろ地方さんに目配するの時間なのでした。
そして、青年会議所に「二見会」という同好会が数年前にできたことを家元が書いていました。地元なのにいつまでも一見さん同様ではなさけないとの意気込みで立ち上げたといいます。花街との付き合いを始めた若い人たちの行く末を思う家元でした。
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