温習會は秋に行われる祇園甲部歌舞会主催の京舞井上流の会である。毎年10月1日〜6日まで、出番が3組ある。8月8日に芸舞妓さんに切符が分配されたが、番組がまだだった。お茶屋の女将さんには今年のカレンダーを見て、1日を頼んだ。初日なので4日目と同じ演目だ。
上方唄 貝づくし
上方唄 梅見船
長唄素囃子 娘七草
地唄 鳥辺山
上方唄 江口
上方唄 俄獅子
16時スタートで日によって演目が異なるので、終演時間も変わってくる。18時40分終了。出待ちの観光客にびっくりする。すっかり暮れた花見小路通から馴染みの店を目指して二人で路地を抜けて歩いていく時間が幸せな気分だ。
温習會の切符の手配は2枚からなので、観なければゼロ、観るときは2人になる。
この温習會が終わると祇園甲部歌舞練場は耐震対策で休館となる。来年の都をどりは京都造形芸術大学の春秋座になるという。
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