世界は◯◯でできている

断片記憶

『世界は経営でてきている』(岩尾俊兵、講談社現代新書、2024年)とか『世界はラテン語でできている』(ラテン語さん、SB新書、2014年)とか、世界は◯◯でできているとか、世界は◯◯で満ちているとかいうタイトルが流行っているようだ。

カントを読むと世界は「言葉」でできているという実感がわく。新実在論では世界は実在しない。意味の場があることになる。マルクス・ガブリエルなら、世界は〈他者〉でできているとでも言うのであろうか。他我問題をカントとの対比で読み直してみたい。

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