都をどり2019
都をどりを見ないと春が物足りない。そんな春を過ごしてきたが、今年は、贔屓の芸妓さんがいなくなって寂しくなった。南座で開催されたので、春秋座に比べて便利になったけど、お茶席がなくなったのは帳消しだ。近くで芸妓さんの点前が見られなくなったのは残念だ。まして、正客の機会もない。
御代始歌舞伎彩(みよはじめかぶきのいろどり)
第一景 置歌
第二景 長唄 初恵美須福笹配(はつえびすふくささくばり)
第三景 長唄 法住寺殿今様合(ほうじゅうじどのいまようあわせ)
第四景 長唄 四条河原阿国舞(しじょうがわらおくにまい)
第五景 浄瑠璃 藁稭長者出世寿(わらしべちょうじゃしゅっせのことぶき)
第六景 長唄 桂離宮紅葉狩(かつらりきゅうもみじがり)
第七景 長唄 祇園茶屋雪景色(ぎおんちゃやのゆきがしき)
第八景 長唄 大覚寺桜比(だいかくじさくらくらべ)
三番なので、
総をどりに美月さん、佳つ智さん、小芳さん、茉利佳さん
中挾には、法住寺殿今様合に真咲さん、四条河原阿国舞に章乃さん、藁稭長者出世寿に紗矢佳さん
囃子は紗月さんが笛
長唄は小桃姐さんが立唄
以前、同志社女子大学で植野朝子(うえきともこ)先生が判者で今様合わせをしたときのことを思い出した。
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