ひととき

168「甘党宣言」千宗室

2023年10月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「甘党宣言」というタイトルでした。お酒をあまり飲まなくなった家元が甘いものと仲良しになっての宣言でした。
散歩時間

桃林堂で抹茶する

「京都・南山城の仏像」展を見て桜木方面へ歩いていくと、足元に銀杏の実が落ちていた。この季節ならではである。桃林堂さんで抹茶の案内が出ていたので、少し足休めに寄ることにした。月見最中で抹茶をいただく。カワイイものが好きであることは言うまでもな...
散歩時間

特別展「京都・南山城の仏像」を観る

割烹の女将とメッセージのやり取りをしていたら、「京都・南山城の仏像」がよかったという話題になって、早速ネットで前売券を買いました。奈良国立博物館の特別展「京都・南山城の仏像」は観に行けなかったので、東京国立博物館本館特別5室の一室展示を観る...
断片記憶

RIP 土田よしこさん

土田よしこさんが2023年9月15日に亡くなられました。75歳でした。週刊マーガレットの「つる姫じゃ〜っ!」のギャグ漫画が好きでした。そういえばペンネームが「土田よしこさん」とさん付けでした。土田よしこさんさんとお呼びしなければいけなかった...
旅の時間

クマネコパンチ

味仙のみせんべいを齧って辛さにビールが進んでしまった。あの時、同行者がここじゃないと言わなければ、辛い台湾料理を食べていたのだろうか。代わりに入ったクマネコパンチも台湾料理だったけど、サワーや紹興酒で摘んだ料理はどれも甘い感じだった。
断片記憶

RIP 市川猿翁

スーパー歌舞伎の市川猿翁さんが2023年9月13日に亡くなられた。83歳でした。三代目猿之助のじぶんが好きでした。最後にお見かけしたのは2015年の新歌舞伎座の「新・水滸伝」の初日で、椅子に座って挨拶されてました。ご冥福をお祈りします。
古都を旅する

吉田山

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」ウクライナ国立バレエ芸術監督の寺田宣弘氏の2回目は「吉田山」でした。ここは、何度か来ましたが、茂庵がなくなってからは足を運びにくくなりました。大文字の火床がよく見える場所です。プラス1は吉田神社で...
断片記憶

RIP AKIRA NISHIMURA

「現代の音楽。作曲の西村朗です。」という挨拶で日曜の朝に軽快なテンポを与えてくれた西村朗氏が2023年9月7日に亡くなられました。69歳でした。最後の放送になった9月10日の現代の音楽 100年のレガシー 第10回ラベル(2)をらじる★らじ...
書籍目録

2023年09月購入図書(その4)

長月も夜には涼しい風が吹くようになった。(購入後記)中国の城郭都市と日本の城の違いが気になっていた。都市が政治都市であった中国で政治不安が都市の城郭化をもたらしたのだろうか。本書の出版は1991年であるから、その後30年間の考古学的発見によ...
読書時間

佐藤雄基『御成敗式目 鎌倉武士の法と生活』(2023)その2

佐藤雄基『御成敗式目 鎌倉武士の法と生活』中公新書、2023年中世のこの国のかたちは六十六国二島からなる。古代律令制の緩やかな解体が続き、公領と荘園が半々を占めるようになるという12世紀の中世荘園制のもと、鎌倉幕府は国ごとに守護を配して、公...