断片記憶 谷口けいさんを悼む 谷口けいさん(43歳)が亡くなった。大雪山系黒岳で雪に埋もれて心肺停止状態で発見されたという。12月21日に登頂しでザイルを解いた後に400m滑落したらしい。死因は脳挫傷である。登山家として残念でならない。山渓のビデオの感想を読み返しながら... 2015.12.23 断片記憶
読書時間 『八ヶ岳の食卓』(2003) 萩尾エリ子『八ヶ岳の食卓 flavours from the forest―簡素でおいしいレシピ、美しく愛しい普通の一日』西海出版株式会社、2003年、2004年第2刷1992年から1996年まで、長野日報に連載されたものが元になっている。... 2015.12.21 読書時間
読書時間 『かくれ滝を旅する』(1991) 永瀬嘉平『かくれ滝を旅する』世界文化社、1991年何やら聞いたことこあるような題名である。白州正子が腰帯に寄せた言葉「瀧、聞いただけで、心おどるものがある。」をみて『かくれ里』(1971年)であることを思い出した。本書は「四半世紀も滝に憑か... 2015.12.20 読書時間
読書時間 『漢文入門』(2015) 前野直彬『漢文入門』ちくま学芸文庫、2015年日本語らしいとはどういうことか?この『漢文入門』は漢文を読むための基礎を提供するものである。では、漢文とはどういうものか?「漢文」の定義は「中国の古典的な文を、中国語を使わずに、直接日本語として... 2015.12.19 読書時間
読書時間 『異文化理解力』(2015) エリン・メイヤー、田岡恵監訳、樋口武志訳『異文化理解力ーー相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養』英知出版、2015年年越しする前にメモを記録することにした。かつての同僚の推薦本を9月に買って、ソファに置いていたが、付箋が多す... 2015.12.18 読書時間
古都を旅する 唐招提寺 週刊新潮の「とっておき私の奈良」華道家の笹岡隆甫氏の2回目は「唐招提寺」だった。家元が唐招提寺に縁ができたようで、「うちわまき」に揮毫した団扇を奉納しているという。写真は鑑真和上の御廟の宝篋印塔を背に手前の灯籠から横顔を覗かせている。研究所... 2015.12.17 古都を旅する
読書時間 『変貌する北野天満宮』(2015) 瀬田勝哉編『変貌する北野天満宮: 中世後期の神仏の世界』平凡社、2015年瀬田勝哉氏は『増補洛中洛外図の群像』(平凡社ライブラリー、2009年)でお馴染だったが、B5サイズと大きかったので京都の本屋で見かけたときは買うのを躊躇した。偶々、松... 2015.12.16 読書時間
読書時間 『テクストとは何か 編集文献学入門』(2015) 明星聖子、納富信留『テクストとは何か 編集文献学入門』慶應大学出版会、2015年新しい学問である「編集文献学」はドイツ語のEditionsphilologieの直訳であり、英語のtextual scholarshipの訳語でもあるという。そ... 2015.12.12 読書時間
古都を旅する 依水園 週刊新潮の「とっておき私の奈良」華道家の笹岡隆甫氏の1回目は「依水園(いすいえん)」だった。京都の未生流笹岡の家元の笹岡隆甫氏が何故か奈良を紹介するシリーズだ。依水園は前庭と後庭に分かれており、写真は、借景に南大門や若草山があって良い眺めの... 2015.12.11 古都を旅する
読書時間 『清和源氏』(1984) 朧谷寿『清和源氏』教育社、1984年「『源氏』的なるものと宇治 都名所図会の世界」で賜姓源氏の話が中途半端になったので、ここにメモして置く。賜姓源氏の最初は嵯峨天皇の弘仁5年5月8日(814年)の詔勅である。「皇室の経済的理由から臣籍降下が... 2015.12.09 読書時間