東都手帖

東都手帖2017年09月【編集中】

2017年9月東都散策のための私的な愉しみと記憶四都手帖では扱えない、東都散策のための情報を扱う。観劇や旅行ばかりしていると、絵画展を見逃して、関西や九州で観たりしたことがあり、メモが重要であることに気がついた。しかし、メモを組織化しなけれ...
四都手帖

四都手帖2017年10月【編集中】

2017年10月の私的な愉しみと記憶神無月の古都は秋の踊りの季節だ。今年も祇園町の美女軍団より番組が届いたと女将が言ってきた(笑)。彼女達の日頃の成果を観るのが秋の踊りである。今年の十五夜が10月4日(水)なのでお月見の行事は行けないが、時...
旅の時間

山折哲雄先生の日常を体験する

「孤独」と「ひとり」の違いに、山折哲雄先生の早朝の散歩のことをメモしておいた。いつか私も石碑にぶつかる散歩をしたいと思っていたが、今回、四条烏丸の近くに泊まったので、私の散歩コースに仕立ててみた。もっとも、先生は座禅してから原稿書きをするの...
読書時間

『家康研究の最前線』(2016)

日本史史料研究会監修 平野明夫編『家康研究の最前線 ここまでわかった「東照神君」の実像』洋泉社歴史新書y、2016年、2017年第2刷最前線シリーズの家康を買わないうちに2刷となっていた。通俗小説を読んで育った身としては、その歴史を勉強した...
読書時間

『天皇の戦争宝庫』(2017)

井上亮『天皇の戦争宝庫ー知られざる皇居の靖国「御府」』ちくま新書、2017年磯田道史氏が毎日新聞に書評(2017年9月3日)を書いていたので読みたくなった。「御府」は知らなかった。何しろ公開してないのだから。「御府についてその来歴を詳しく論...
古都を旅する

薬師寺

週刊新潮の「とっておき私の奈良」AI研究者の黒川伊保子氏の2回目は「薬師寺」でした。黒川伊保子氏が金堂の薬師三尊像と写真に収まっています。このところ薬師寺がよく取り上げられますね。JR東海の広告ですから当然と言えば当然ですが、9月はイベント...
散歩時間

All for Oneを観る

宝塚 月組公演All for One〜ダルタニアンと太陽王〜東京宝塚劇場 2017年9月1日〜10月8日知り合いのご夫妻と月組の東京公演を観ました。脚本・演出の小池修一郎氏によると浪漫活劇(アクション・ロマネスク)だそうです。脚本が遅れたの...
読書時間

『丸善外史』(1969)

木村毅『丸善外史』丸善、1969年内田魯庵『文學者となる法』(図書新聞、1995年)の解説で鹿島茂氏が木村毅の『丸善外史』(1969年)の中で内田魯庵に突き当たったと書いていた。偶々、古書肆右左見堂にあったので手にした。第五章を内田魯庵に充...
読書時間

『文學者となる法』(1995)

内田魯庵『文學者となる法』図書新聞、1995年「サルでもなれる文学者」という帯をみて、相原コージ氏の名著『サルでも描ける漫画教室』シリーズを思い出すことがなければ買わなかったかもしれない。このコピーには「100年前の文学マンガ」とも書いてあ...
断片記憶

興味本意でいく

事務所で平積の本を適当にとって読んでいたら、「好きなことしか書かない」と書いてあった。そうだ、「今、興味があるものしか読まないことにしよう」。そして、「好きなことしか書かないようにしよう」と思ったら、四都手帖私家版で非公開になるのが増えるの...