読書時間 『インターネットの次に来るもの』(その2) ケヴィン・ケリー、服部桂訳『インターネットの次に来るもの』NHK出版、2016年第3刷この本の原題は THE INEVITABLEUnderstanding the 12 Technological Forces That will Sha... 2017.03.17 読書時間
読書時間 『古代の東国1 前方後円墳と東国社会 古墳時代』(2017) 若狭徹『古代の東国1 前方後円墳と東国社会 古墳時代』吉川弘文館、2017年古墳時代の東国を扱う本を読む。西国中心の古代に対し東国の知識はほとんどなかったので、このシリーズ3巻は通史ということもあり期待している。章立ては東国古墳時代への視点... 2017.03.09 読書時間
読書時間 『文庫解説ワンダーランド』(2017) 斎藤美奈子『文庫解説ワンダーランド』岩波新書、2017年文庫版の解説を解説する岩波新書が出た。斎藤美奈子氏が岩波の『図書』の連載(2014年9月〜2016年8月)したものに大幅な加筆ほどこし、編集しなおしたものである。古典的書物の解説に求め... 2017.03.08 読書時間
読書時間 『フィードバック入門』(2017) 中原淳『フィードバック入門』PHPビジネス新書、2017年中原淳氏の本を読むのは企業内人材育成入門』(2006)以来です。フィードバックとは「耳の痛いことを部下にしっかりと伝え、彼らの成長を立て直すこと」(P4)です。フィードバックは「情報... 2017.03.06 読書時間
読書時間 『武田氏滅亡』(2017)その2 平山優『武田氏滅亡』角川選書、2017年序章 諏方勝頼より武田勝頼へ序章のタイトルが武田勝頼の運命を表している。元亀2年(1571)に武田勝頼として信玄の後継者に迎えられた勝頼は、元亀4年(1573)に武田信玄が没してしまうことで、十分な経... 2017.03.02 読書時間
読書時間 「平安時代の鴨川」を読む 朧谷寿「平安時代の鴨川」を読む。探し物していたら、『平安京提要』が出てきた。大きな本である。ちょうど読んでいた朧谷寿『平安貴族と邸第』(吉川弘文館、2000年)に「平安時代の鴨川」があり、この後『平安京提要』に「平安時代の鴨川」を書いたと補... 2017.02.26 読書時間
読書時間 『足利直義 下知、件のごとし』(2016) 亀田俊和『足利義直 下知、件のごとし』ミネルヴァ書房、2016年足利直義(あしかが ただよし)の評伝である。笠松宏至「足利直義」(豊田武編『人物・日本の歴史 第5巻 内乱の時代』読売新聞社、1966年)の短編を除き、森茂暁『足利直義ー兄尊氏... 2017.02.21 読書時間
読書時間 『観察力を磨く』(2016) デザイン思考は色々な定義がある。スタンフォードの定義を見てみる。i.共感(Empathize)ii.問題定義(Define)iii.創造的考察(Ideate)iv.プロトタイプ(Prototype)v.検証(Test)スタートの「共感」につ... 2017.02.19 読書時間
読書時間 「良寛の悲劇」とは何か 山折哲雄『「ひとり」の哲学』新潮選書、2016年山折哲雄氏は良寛を媒介にして親鸞と道元を呼び出す。親鸞の柏崎へ配流の跡を車で旅する話では、非僧非俗の親鸞の歩みを追いかけているうち、柏崎ということで良寛が出てきた。山折哲雄氏は谷川健一の『露草... 2017.02.16 読書時間
読書時間 『「ひとり」の哲学』(2016年) 山折哲雄『「ひとり」の哲学』新潮選書、2016年「ひとり」の哲学「ひとり」で考えるという基本が揺らいでいるのか。本書を読み始めたときの疑問である。「ひとりで生きるという意識が、われわれのあいだからしだいに消え失せていったようだ。ひとりで事を... 2017.02.15 読書時間