読書時間 『進化しすぎた脳』(2007) 池谷裕二『進化しすぎた脳 中高生と語るの最前線』ブルーバックス、2007年、2016年第30刷 巷に人工知能の本が溢れている。 松尾豊『人工知能は人間を超えるか』(2015)を手にしてから半年が経ったけど、この分野の本が選べないでいる。 そ... 2017.02.10 読書時間
読書時間 『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』(2016)その2 ティナ・シーリグ、高遠裕子訳『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』CCC メディアハウス刊、2016年第2刷 前回は時間切れのためどこかで続きを書くつもりだったが、かなり経ってしまった。スマホで表を作るものの、ココログの設定が分からず... 2017.02.08 読書時間
読書時間 小絵馬 『季刊銀花第29号』文化出版局、1977年、特集1 小絵馬 特集2 紅花染 小絵馬を見ていくと、一言観音が出てきた。中世以来、神ばかりでなく仏にも絵馬があげられるようになった。 「奈良興福寺南円堂の横に、線香の煙の絶えることのない堂がある。... 2017.01.20 読書時間
読書時間 冨士谷御杖の言霊論と「幽」の世界観 鎌田東二「霊性の京都学89 冨士谷御杖の言霊論と「幽」の世界観」『月刊京都 2017年2月号』 顕の聖地と祭り/幽の聖地と祭り、あるいは青島と恐山、そして日向と出雲 先月は「幽」を論じると予告していた。今回は青島と恐山という二つの聖地が鎌田... 2017.01.18 読書時間
読書時間 『日本の護符文化』(2010) 千々和至編著『日本の護符文化』弘文堂、2010年 「おふだ」を抜きに日本の庶民文化は語れない。火災除け、泥棒除け、神社の神札、お寺で祈祷された「おふだ」、蘇民将来の「おふだ」、御守りも中身は「おふだ」である。最近、六波羅蜜寺の空也踊躍念仏の... 2017.01.08 読書時間
読書時間 『高野聖』(2011) 五来重『高野聖』角川文庫、2011年 呉座勇一氏の『応仁の乱』(2016)で興福寺の別当を務める貴族の子弟から衆徒や国民にまで話が及んだが、いわゆる国人クラスまでで、武装する最下層の僧侶というわけではなかった。 最下層の僧侶は五来重氏の『高... 2017.01.07 読書時間
読書時間 『人間へのまなざし』(1977) 霜山徳爾『人間へのまなざし』中央叢書、1977年、1986年第6版 「病む者は回復を願い、弱い人間は健康を求める」(P8)で始まる小論の主題は人間性である。 霜山徳爾氏の本を久し振りに手に取る。三島由紀夫の『豊饒の海』について言及していたの... 2017.01.03 読書時間
読書時間 映画生産の本質相 『LIBRARY iichiko SUMMER 2016 No.131 映画生産の文化学』文化科学高等研究院出版局 内田隆三氏、小松弘氏、山本哲士氏の鼎談「映画生産の本質相」はtwitterで以前に呟いたけれど、面白かった。任侠映画が196... 2017.01.02 読書時間
読書時間 『修験道史研究』(1972) 和歌森太郎『修験道史研究』東洋文庫、1972年 ひととき2017年1月号の巻頭エッセイ京都の路地まわり道が「物の怪」というタイトルで烏天狗の話だったのが頭に残っていたせいか、修験道という言葉と和歌森太郎という懐かしい名前を発見したので購入と... 2016.12.29 読書時間
読書時間 『私のロシア文学』(2016) 渡辺京二『私のロシア文学』文春学藝ライブラリー、2016年 渡辺京二氏が、熊本の真宗寺で西洋文学の話をした記録を季刊『道標』に連載したもの4講に書き下ろし1講と著者の好きな19世紀ロシア文学の回想を加えたものを単行本でなく文庫にした。 今年... 2016.12.21 読書時間