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『「近代の超克」とは何か』(2008)

子安宣邦『「近代の超克」とは何か』青土社、2008年第3刷「近代の超克」は文學界の座談会「近代の超克」(1942年9月10月号)だけでなく、中央公論の座談会「世界史的立場と日本」(1941年1月号、4月号、18年新年号)を含めた広い概念と竹...
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『ボビー・フィッシャーのチェス入門』(1974)再読

ボビー・フィッシャー、東公平訳『ボビー・フィッシャーのチェス入門』河出書房新社、1974年、1995年第25刷本の片付けをしていて出てきた懐かしい本。ページの裏に答えがある構成になっていて、最後まで読むと、本を逆さまにして続きが始まるという...
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『近代の超克』(1979)版を読み返す

河上徹太郎、竹内好『近代の超克』冨山房百科文庫、1979年、2010年第11刷松本健一の解題によれば、第Ⅰ部の知的協力会議 座談会「近代の超克」(1942年)から第Ⅱ部は竹内好の論文「近代の超克」(1959年)は「思想としての「近代の超克」...
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『マキァヴェッリ 『君子論』をよむ』(2019)

鹿子生浩輝『マキァヴェッリ 『君子論』をよむ』岩波新書、2019年戻ってくるところはマキァヴェッリである。この政治思想家は誤解され続けていると著者の鹿子生浩輝氏はいう。その原因は「マキァヴェッリの置かれていた歴史的状況や彼が取り組もうとして...
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『鮨屋の人間力』(2007)

中澤圭二『鮨屋の人間力』文春新書、2007年四谷のすし匠の主人の鮨屋修行の本である。買ってから放置すること久しかった。たまたま、本の片付けの日に、若者が本棚に見つけた。どうにか雪壁のように本棚の前に積まれている段ボールを一列分移動したので、...
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『奈良の寺 ー世界遺産を歩くー』(2003)

奈良文化財研究所編『奈良の寺 ー世界遺産を歩くー』岩波新書、2003年、2007年第13刷第一次大極殿は2010年平城遷都千三百年に復元したというから、この本の時は建設中だった。朱雀門はできていたので、近鉄京都線で近鉄奈良に向かうと朱色の門...
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『古代日本の女帝』(1996)

上田正昭『古代日本の女帝』講談社学術文庫、1996年講談社現代新書『女帝』(1971年)、のち『日本の女帝』(1973年)と書名を改めた。文庫化にあたり「天皇」の称の厳密化を考えたが、読者のことを考えて旧版のままにして、追記で補っている。上...
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『翻訳とは何か 職業としての翻訳』(2001)

山岡洋一『翻訳とは何か 職業としての翻訳』日外アソシエーツ、2001年、2003年第3刷翻訳とは因果なものである。このところ翻訳に関して少しばかり本を読んでの感想である。職業翻訳家の山岡洋一氏(故人)の本の中から切り取った言葉が発端だった。...
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『翻訳問答』(2014)

片岡義男 鴻巣友季子『片岡義男×鴻巣友季子 翻訳問答 英語と日本語行ったり来たり』左右社、2014年このところ、翻訳論の本を何冊か読み返している。本の整理の季節が始まって、段ボール箱から本を出しては戻すことを繰り返している中で翻訳論の本が何...
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『さらば学校英語 実践翻訳の技術』(2006)

別宮貞徳『さらば学校英語 実践翻訳の技術』ちくま学芸文庫、2006年<書誌情報>本書は1980年12月20日、ジャパンタイムズより刊行された『翻訳の初歩』を大幅に増補改訂したものである。第1章 翻訳は知的なパズルである 15頁第2章 翻訳は...