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『宮沢賢治「銀河鉄道の夜」精読』(2001)

鎌田東二『宮沢賢治「銀河鉄道の夜」精読』岩波現代文庫、2001年、2012年第6刷 『銀河鉄道の夜』は初期形第1次稿から最終形といっている第4次稿まである。未完の物語であった。『宮沢賢治「銀河鉄道の夜」精読』では資料として筑摩書房刊行のちく...
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『日本の深層』(1994)

梅原猛『日本の深層―縄文・蝦夷文化を探る』(集英社文庫、1994年、2013年第10刷) 松岡正剛氏が千夜千冊の番外録のなかで梅原猛氏の一冊を選んだのが『日本の深層』だった。解説の赤坂憲雄氏をして「予言の書」と言わしめた本である。 単行本を...
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『minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ』(2014)

ジョシュア・フィールズ・ミルバーン、ライアン・ニコデマス、吉田俊太郎訳『minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ』フィルムアート社、2014年 途中まで読んで少し忘れていた。 やましたひでこ氏が商標登録した「断捨離」とは違...
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『祇園』(1913)と『祇園小唄』(1953)

LE PETIT PARISIENの石川さんのところでコーヒー飲んでいたとき、装丁の話で夢二の装丁が長田幹彦の祇園関係の本にあるということだった。 研究所に戻って、本を探してみたら、長田幹彦『祇園』(濱口書店、1913年再版)がでてきた。 ...
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『明暦の大火』(1977)

黒木喬『明暦の大火』講談社現代新書、1977年 石出帯刀吉深の『所歴日記』(駒敏郎, 森谷尅久, 村井康彦『史料 京都見聞記 第一巻 紀行Ⅰ』宝藏館、1991年収録)を読んでいて、解説に明暦の大火で活躍とあったので、調べたいと思っていた。 ...
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『榛名図式 桑原辰雄詰将棋作品集』(2015)

桑原辰雄『榛名図式 桑原辰雄詰将棋作品集』双峰社、2015年 『榛名図式』にて『妙義図式』(1974年)『赤城図式』(1988年)と合わせて上毛三山達成である。真にめでたい。この120番に27年の歳月がある。
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『将棋魔法陣 二上達也詰将棋作品集』(2015)

二上達也『将棋魔法陣 二上達也詰将棋作品集』日本将棋連盟、2015年 二上達也『将棋魔法陣』は1953年に清水考晏氏が謄写版刷りで詰将棋クラブ版として発行したのが最初である。この年は二上達也氏が六段に昇段する。21歳という凄い才能である。 ...
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『本のなかの本』(1990)

向島敏『本のなかの本』中公文庫、1990年 毎日新聞の日曜版に1982年9月5日〜1985年8月25日まで連載した「とっておきの本」をまとめた『本のなかの本』(毎日新聞社、1986年)を1990年に中公文庫にしたもの。 取り上げた作品は15...
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『片岡義男 本読み術ー私生活の充実(シリーズ日常術12)』(1987)

甘夏書店さんで入手した片岡義男著『片岡義男 本読み術ー私生活の充実(シリーズ日常術12)』(晶文社、1987年)を読む。 そもそも、この本は持っていたので「古書空間」のカテゴリに入るのはおかしいのだか、手放してしまったとみえる。 「本を読む...
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『老舗考』(1980)

「老舗」について、鰻屋で、どういうものなのかという話を知人としてみたが、うまい説明が見つからなかった。明治40年創業のこの店は「老舗」と言えるのだろうか。知人の「老舗リスト」には入っていないという。「老舗」を手元にある岩波古語辞典を引いてみ...