読書時間 『とくとく花仙』(1991) 丸谷才一、大岡信、井上ひさし、高橋治『とくとく花仙』文藝春秋社、1991年 文學界の以下の花仙をまとめたもの 菊のやどの巻 1989年新年特別号 大魚の巻 1990年新春特別号 加賀暖簾の巻 1990年8月号 ぶり茶飯の巻 1991年5月号... 2015.01.26 読書時間
読書時間 『茂山千五郎家のおまわり』(2003) 和らいの炊いたん 和らいの和えたん 和らいの揚げたん 和らいの焼いたん 和らいの炒めたん 「おまわり」とはおかずのことである。 茂山千五郎監修『茂山千五郎家のおまわり』(ロック・フィールド、2003年、非売品)を見ていると心が和む。 2015.01.25 読書時間
読書時間 『叡智』(1935) ポオル・ヴェルレエヌ、河上徹太郎譯『叡智』芝書店、1935年 新潮文庫版に1959年になったが、そちらは持っていない。 跋に河上徹太郎が「私が如何なる讀書によっても救われなかった魂の荒寥を唯此の一巻によって醫すことが出來た」と書いてある。 ... 2015.01.22 読書時間
読書時間 『高野切第一種』(1993) 渡邊隆男『日本名筆選1 高野切第一種 伝紀貫之筆』二玄社、1993年、2014年2版(増補)第9刷 書はやらないのであるが、このところ古典の読み直しの本を読むことで、書と言葉の関係を意識するようになった。古文を読むためではなく古典を読むため... 2015.01.20 読書時間
読書時間 『ひらがなの美学』(2007) 石川九楊『ひらがなの美学』新潮社、2007年、2012年第2刷 小松英雄『丁寧に読む古典』(笠間書院、2008年)に『ひらがなの美学』の石川九楊氏との「ひらがな対談」を読めとあったので買い求める。とんぼの本のシリーズは薄い割には内容が濃い。... 2015.01.19 読書時間
読書時間 『古典再入門』(2006) 小松英雄『古典再入門』笠間書院、2006年、2010年再版 初歩の人達も読める専門書 どうにもやばい、古文は読む気しなくなる。ちゃんと古典が読みたくなる。土左日記は通説のようにはもはや読めない。女文字と女性になってではえらい違う。女性からの... 2015.01.18 読書時間
読書時間 『丁寧に読む古典』(2008) 小松英雄『丁寧に読む古典』笠間書院、2008年 高野切で古今集を読んでいくと、仮名文字がテクストと異なるとしかいいようのないのが出てきて困ったことがあった。どうにも読めないのである。今回、小松英雄氏の古今集の解読を読んで納得することができた... 2015.01.16 読書時間
読書時間 『縮小都市の挑戦』(2014) 矢作弘『縮小都市の挑戦』岩波新書、2014年 序章の「縮小都市」と「コンパクトシティー」の比較などは読んでもよくわからないので、しばらく放っておいた。 夜中に目が覚めて、寝るのも難しかったので、枕元にある本(100冊くらいは平積みになってい... 2015.01.09 読書時間
読書時間 『アーカイブ立国宣言』(2014) 「アーカイブ立国宣言」編集委員会編『アーカイブ立国宣言 日本の文化資源を活かすために必要なこと』ポット出版、2014年 アーカイブ立国宣言の4つの提言 提言1:国立デジタルアーカイブ・センター(NDAC)の設立 国内における多数のアーカイブ... 2015.01.07 読書時間
読書時間 『小説日本芸譚』(1961) 松本清張『小説日本芸譚』新潮文庫、1961年、2008年第35刷 小説家の想像力を感じた。そこで運慶が衾の中で身体を動かすのが見える気がした。 「父の康慶は何かを創り出そうとしてが、まだ発見には到達していたかったと運慶は思う。その証拠に彼が... 2015.01.06 読書時間