ジョシュア・フィールズ・ミルバーン、ライアン・ニコデマス、吉田俊太郎訳『minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ』フィルムアート社、2014年
途中まで読んで少し忘れていた。
やましたひでこ氏が商標登録した「断捨離」とは違う思考が欲しかったので本を手にしてみた。
不要なものを捨てて、身軽で快適な人生を目指すのが「断捨離」だ。「もったいない」からものへの執着心を断つ思考である。
「ミニマリズムとは、単純に、生活の中から不必要なものをそぎ落として、本当に大切なものだけにフォーカスすることだ」(16頁)。
何が人生で大切なのものか。健康、人間関係、使命、情熱を著書はあげている。
所有がもたらす不自由からの解放は「断捨離」も同じだ。肝心なのは何を大切とするかだ。
私も本を捨てることはしなかったが、読まない本を片付けて花を活けるスペースを作ったことは良かったと思っている。
自分にとって重要なものにフォーカスするという思考でやって行こう。
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