書籍目録

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2023年10月購入図書

神無月は相変わらずの衝動買いで始まった。通勤で読むには良いかと思ったが、このところ通勤は語学しているのだった。結局は時間の奪い合いである。(購入後記)「フランス現代思想」でなく「フランス現代哲学」とタイトルに拘りがあった。「フランス現代思想...
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2023年09月書籍往来

長月に西尾幹二氏の古い本を出してきて読む。学生時代の興味というものを振り返ってみるが、今となっては何を思っていたのかわからない。ただ、立派なタイトルにしては軽いエッセイである。森有正や辻邦生と西尾幹二の年齢差(世代差)がフランスとドイツと場...
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2023年09月購入図書(その7)

長月の本屋通いも最後になったようだ。(購入後記)The Great GatsbyについてLe Pitit Parisienのオーナーが野崎孝の翻訳(新潮文庫、1974年)では主人公のアイロニカルさが十分に伝わってこないという。映画でしか観た...
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2023年09月購入図書(その6)

本は読んでから次の本を買うという原則はなかなか守られないでいる。長月の夜の誘惑が多いからなのだろうか。思考が分散するのか、本筋を追う力がないため脇道へ誘い込まれてしまうのだろうか。あれもこれもはできない相談である。自分の興味との兼ね合いで絞...
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2023年09月購入古書

長月のというか久々の古書購入となった。新刊ばかり買うのは、本屋のラインナップが新刊になっているからというしかない。ロングセラーでもない限り棚には置いていない。(購入後記)西きょうじ氏のYoutube「ゆっくり味わう英語の名言・格言 1」を見...
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2023年09月購入図書(その5)

長月も夏日が続き、今年は夏が長かった。ようやく涼しさを感じるようになってきました。天気が崩れているせいですかね。(購入後記)井筒俊彦を読むのは難しいと思っている。安藤礼二氏の見方を末木文美士編『死者と霊性』(岩波新書、2021年)で知ったの...
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2023年09月購入図書(その4)

長月も夜には涼しい風が吹くようになった。(購入後記)中国の城郭都市と日本の城の違いが気になっていた。都市が政治都市であった中国で政治不安が都市の城郭化をもたらしたのだろうか。本書の出版は1991年であるから、その後30年間の考古学的発見によ...
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2023年09月購入図書(その3)

長月の中旬になり、祭の季節になった。(購入後記)kindle版があるのでそれで読もうと思ったけれども、一部について底本と異なるとあったので、新書を買いにoazoまで行った。佐藤雄基『御成敗式目 鎌倉武士の法と生活』中公新書、2023年
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2023年09月購入図書(その2)

長月の100分de名著は廣野由美子氏なので楽しみにしている。(購入後記)「フランケンシュタイン」「傲慢と偏見」に続く「シャーロック・ホームズ」とくれば買わない手はない。推理小説を読むのが現代を考えるのによいのである。ステロタイプな警察はテレ...
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2023年09月購入図書

長月の購入始めは経営の本となった。(購入後記)学会での横田絵里氏の発表を聴いていて、MCについて基本的な理解を深めたいと思った。断片的情報ばかり読んでいると、そもそも論がなくなってしまう。【経営】横田絵里、金子晋也『マネジメント・コントロー...
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2023年08月書籍往来

葉月の書籍往来は、井筒俊彦の本である。2013年から2014年にかけて井筒俊彦の本を文庫等で買うきっかけがあったのだと思う。『イスラーム哲学の現像』を思い出させてくれたのが安藤礼二氏の「霊性革命」だった。スーフィズムの修行を読むのが目的であ...
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2023年08月購入図書(その6)

葉月の読書は読書会が目的になった。読んで必ずしもわかるわけではないが読むとわからない点が明らかになってくる。(購入後記)「特別てい談 東洋哲学とは何か」(斎藤慶典、安藤礼二、山崎達也、2021年7月31日)で安藤礼二氏が『死者と霊性』の中で...
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2023年08月購入図書(その5)

葉月もお盆を過ぎれば涼しくなるのに、今年は猛暑が続き昼寝ばかりしていたずらに時間が経っていく。暑いので片付けはする気にならないが、花火の準備ために本箱の中に仕舞った本が探し出せなくなって思いつきでする読書ができなくなった。(購入後記)薬袋善...
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2023年08月購入図書(その4)

葉月は残暑が続く。第一外国語が道具としてどこまで使えるか、普段から悩ましく思っている。読んで理解した内容について著者に聞けるわけではないので正確に読めているのかはわからない。そもそも理解するには文化的な背景も必要になるので、コンテキストを離...
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2023年08月購入図書(その3)

葉月もお盆になった。川島俊之住職より来た読書会の案内で、安藤礼二氏が訳したとばかり思っていた本が、よく見ると監訳であった。まあ、それでも勢いで購入した。(購入後記)井筒俊彦について、「東洋哲学とは何か」と第して特別てい談したものを読んでみた...