断片記憶

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温習會2023を観る

温習會が耐震補強工事のなった祇園甲部歌舞練場で行われる。去年までの弥栄倶楽部も舞台が近くてよかったが、チケットが取りにくいのであった。春の都をどりのときもチケット難になったが、今回は増えた同行者のためのチケット確保がチャレンジングだった。 ...
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天は必ずしも天に非らずか

古勝隆一氏の『中国注疏講義』(法藏館、2022年)の第十講『論語』の注を読むは八佾篇「与其媚於奥」章を扱っていた。ここで「奥」は「内」の意であり近臣であると何晏の『論語集解』の孔安国の説が引用されていた。衛の大夫である王孫賈から王の近臣に媚...
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RIP 土田よしこさん

土田よしこさんが2023年9月15日に亡くなられました。75歳でした。週刊マーガレットの「つる姫じゃ〜っ!」のギャグ漫画が好きでした。そういえばペンネームが「土田よしこさん」とさん付けでした。土田よしこさんさんとお呼びしなければいけなかった...
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RIP 市川猿翁

スーパー歌舞伎の市川猿翁さんが2023年9月13日に亡くなられた。83歳でした。 三代目猿之助のじぶんが好きでした。最後にお見かけしたのは2015年の新歌舞伎座の「新・水滸伝」の初日で、椅子に座って挨拶されてました。ご冥福をお祈りします。
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RIP AKIRA NISHIMURA

「現代の音楽。作曲の西村朗です。」という挨拶で日曜の朝に軽快なテンポを与えてくれた西村朗氏が2023年9月7日に亡くなられました。69歳でした。 最後の放送になった9月10日の現代の音楽 100年のレガシー 第10回ラベル(2)をらじる★ら...
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子安宣邦先生の最終講義

子安宣邦先生の思想史講座の最終講義を聴きに早稲田奉仕園・リバティーホールに行きました。白川静先生の最終講義を聴きに京都まで行ったのを思い出します。旅の始まりはそこにありました。 2012年10月から子安宣邦先生の飯田橋のrengoDMSでの...
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『特別てい談』を読む

『特別てい談 東洋哲学とは何か』斎藤慶典、安藤礼二、山崎達也、2021年7月31日 猛暑の街を喫茶店を求めて歩き、課題図書を読んで昼寝をする。「てい談」は色々刺激を与えてれる。プロティノスについて、日下部吉信著『ギリシア哲学30講 人類の原...
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自分にとって気持ちの良いやり方

英文法をお浚いして、あやふやになっていたところをチェックすることで少しは迷う時間が減ったかもしれない。効果をすぐに求めても仕方がないので、引く続き単語の強化をすることで少しでも快適に読めたらよいと思う。 もう勉強はいやなので、自分にとって気...
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詰将棋を楽しむ

『将棋世界』平成24年5月号付録の「伊藤果に挑戦!」が片付けしていたら出てきたので少し遊ぶ。5手詰、7手詰、9手詰が20問づつで、結構できなくてやになる。5手詰で3問も間違う。 詰め手数を知っていることで、直観が働くため9手詰が解きやすい。...
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八朔に想う

八月一日(八朔)に祇園町の芸舞妓さんが、井上八千代さんお師匠さんやお茶屋さんへ絽の黒紋付を着て挨拶する習わしがある。呂は涼しげであるが、京都の茹だるような暑さでは気を引き締める以外に対処する術はない。 夏の京都の記憶がだいぶ薄れてきた。八朔...