エチカを花火の前に片してから見つからなかった。段ボール箱に入れてしまったのだろうと、週末の時間に2週にわたり箱を開けては閉めるという作業をしてみたが見つけられなかった。出てきた別の本をチラッと読んでしまうので捗らない。これ以上は奥の方の箱になるので諦めていたが、何と本箱に挿してあった。記憶は本当に当てにならない。探しやすいように本箱に入れたのだった。
エチカを読むにあたり、山内志朗氏がテキストを畠中訳と上野訳で対比して解説していたので、手元で確認したかった。畠中訳も探せないので昼休みにでも本屋で手に入れようと思う。夜はセミナーが入っているし、読書会ももうすぐだ開催になる。
解釈にかかるものは一冊だけでは済まない。どうしても対比したくなる。前の市民講座で仁斎と徂徠を対比して子安先生が評釈をしていたように、山内氏も翻訳では出せないニュアンスを語っているのだった。
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