断片記憶

断片記憶

部立は踏襲されたのか。

新古今和歌集も20巻よりなる。 佐々木信綱によると新古今和歌集の部立は12で、佐伯梅友によると古今和歌集の部立は10であった。二人の数え方が異なるが、四季と恋で11巻は同じ数である。津田左右吉に平安貴族は恋ばかり歌っているといわれてもしかた...
断片記憶

古今和歌集の夏歌の巻

『古今和歌集』の夏歌の巻を読んだ。私も春歌 上下と読んで、立春に始まり、霞や雪、若菜、梅と鶯、桜、山吹、藤など季節が歌により進んでいくことが感じられ、配置を楽しんだ後だったので、そのまま夏歌に入っていけた。 夏歌 34首を見ると、山郭公(や...
断片記憶

春はspringか

平安朝の歌集の四季の部立は春から始まる。1年が立春より始まるからである。しかし、在原元方の有名な歌にあるように暦とずれることもあった。 春は旧暦の暦月の正月から3月である。 二十四節気では立春から立夏の前日までが春である。暦月の正月と節月の...
断片記憶

2017年元旦

新年おめでとうございます。 2017年の干支は酉です。 北野天満宮では12月13日の事始めより楼門に絵馬を掲げています。 今年も日展評議員の三輪晃久画伯の絵です。
断片記憶

コンビニの鏡餅

鏡餅の話は去年餅を供えるに書いた。29日は避けるので28日になった。 この話には続きがあって餅を供えるの続き『オコナイ』(2008)を書いたのだった。三方を買うことはいつも忘れるので、今年はコンビニので済ますことにした。 クマのプーさんの鏡...
断片記憶

Transcend

MacBook AirのSSDの容量がさびしくなったので、旅行先であったが、SSDをJetDriveに交換した。容量は増えたが、起動が少し遅くなった。これで、iPhoneのバックアップをして、契約の更新をしよう。
断片記憶

檸檬なのか?

巨大な檸檬を頂く。普通の檸檬と比べて見た。大きさからしてポンテローザという品種であろう。市場に流通するようになったというが、まだ見たことはなかった。京島の町家にひっそりとある檸檬の木を想像すると楽しくなる。
断片記憶

元旦の計

元旦の計という言い方があった。変化の乏しい世の中でも、季節は巡り、齢を重ねていくなかで、自身の成長を考えていたのだろう。 変化の激しい現代は、一年の計はほとんど顧みられない。 しかし、成果を上げるためには、ドラッカーの言うように、やりたい事...
断片記憶

来年の抱負

残りの人生を過ごすに当たり、当面、昼は実学に充てあて、夜と休みの日は、江戸期の文書を読んで暮らしたい。 このブログも興が乗ったときにするとして、詩を読む時間に充てよう。 そう考えると、手元に置くのは羅和辞典などのレファレンス本になる。 古書...
断片記憶

目標を立てるということ

アンジェラ・ダックワース、神崎朗子訳『やり抜く力ーー人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』ダイヤモンド社、2016年第4刷 ティナ・シーリグ、高遠裕子訳『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』CCC メディアハウス刊、2...