断片記憶

断片記憶

興味と思い付き

本を読んでいると、好奇心をそそられて、別な本が読みたくなる。そして、暫く並行読書する。引用された文が良いと、調べたくなってその本に当たることになる。 100分de名著を見て、Daniel DefoeのA Journal of the Pla...
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『高野切第一種 伝紀貫之筆』(1993)でテクストの問題を知る

休みをだらだらと過ごして、『高野切第一』(二玄社、1993年、2014年2版第9刷)をめくった。 春歌上の二首目が記憶では読めない。 はるのたちけるひよめる きのつらゆき そてひちてむすひしみつのこほれる をはるのたけふのかせやとくらむ 佐...
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本の肌触り

昨夜の観劇の後のイタメシで飲み過ぎたのか、怠くて、本も読めない。将棋会館で詰将棋の本を買うのを躊躇したのを思い出して、書籍目録を読んで確認した。桑原辰雄『榛名図式 桑原辰雄詰将棋作品集』(双峰社、2015年)が載っていたので、買わなくてよか...
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『超火山「槍・穂高」』(2003)で山行を回想する

原山智、山本明『超火山「槍・穂高」地質探偵ハラヤマ北アルプス誕生の謎を解く』山と渓谷社、2003年 本については既に書いたので、今回は、山行について書こうと思う。 ジオ・ジャパン2を見ていたら原山智氏が老骨に鞭打って滝谷を登って行くではない...
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藤井王位の将棋

藤井聡太棋聖が第71期王位戦で木村一基王位に挑戦した七番勝負は、藤井棋聖が四連勝で王位を奪取し二冠を獲得しました。 初日の序盤では木村王位が積極的に動いて指しやすい展開と見てましたが、封じ手以降は直線的な進行になって木村王位が力を出せないま...
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青空に届けとばかり蝉時雨

さて、ブログも夏休みとしよう。
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暑中見舞い

お茶屋さんから暑中見舞いが来た。新型コロナウイルス感染症のため、花街へは辿り着けないでいる。舞妓さんも感染するくらいなので、自粛を求められている中で、何かあったら場合の影響(迷惑)を考えると、ステイホームということになる。 京うちわといえば...
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オンラインイベントだらけ

気がついたら世の中、オンラインばかりになって、出かけることが少なくなった。必然的に研究所で過ごす時間も長くなり、紙がたまる一方なので少し片付けした。 仕事では一枚もプリントしないが、郵送物を減らすことを考えなければならない。紙の本を買うのも...
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昔の京都の写真を識別する

Hollyさんで昔の京都の写真を見せられてどこだか分かるかといわれた。見ると2000年1月1日の日付が入っている。正月から京都観光をしたという。しかし、写真を見ても下鴨神社と上賀茂神社の区別がつかないらしい。楼門の特徴から上賀茂神社に詣でて...
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藤井棋聖の将棋

藤井聡太七段が渡辺明棋聖(棋王、王将)に挑戦した第91期棋聖戦第4局をABEMAビデオで見る。2時間も見てたので、本を読まずにこれを書いて眠ることにする。 渡辺棋聖の作戦は敗れた第2局に工夫をした矢倉戦であった。百戦錬磨の渡辺棋聖らしい剛情...