断片記憶

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区切りということ

仕事の区切りがついて、さて、残された時間をどう使うか考えなければいけなくなりました。コロナウイルスで博物館や図書館などの施設がほとんど使えないので、事実関係の確認に使うことはできないとなると、日頃の懸案である本の話になるようです。本は闇雲に...
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原民喜の「翳」をめぐって

若松英輔氏がセンター試験の国語問題にコメントされていた。解答の選択肢について若松氏は違うものを選択したという。原民喜の「翳」が取り上げられていたことから、Twitterでコメントされていたのを見て、私も試験問題を読んでみた。このエッセイの部...
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並行読書の罠

本を幾つか開いて見比べながら、『老子』を読みつつ、疲れたら、他の本を開き、それが疲れたら目を閉じて、覚めたら、また他の本を選んで読む。そんなことを正月以来続けてきたので、メモを読んでもポイントが何だか分からなくなってしまった。枕元が収拾つか...
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読書人の立場

読書人は専門家の書いた本を読む身であるが、専門家だからといって鵜呑みすることはしない。本は面白ければ読むし、つまらなければ読むのをやめる。本を読む楽しみは好奇心を適度に刺激してくれることから生ずる。理解できないものや偏りの激しいものは時間の...
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沈黙の表紙

アラン・コルバン、小倉孝誠・中川真知子訳『静寂と沈黙の歴史』(藤原書店、2018年)の表紙の絵はフェルナン・クノップの「沈黙」だった。Le Petit Parisienにフェルナン・クノップ展の図録があったのでめくってみた。淡いパステル画は...
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『藤原定家歌集』(1931)

佐々木信綱校訂『藤原定家歌集』岩波文庫、1931年、2013年第8刷正月番組で百人一首が取り上げられていた。藤原定家歌集は何度も読んでいるけど、今回は、定家年譜に注目した。やはり明月記は読んでみたい。
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日曜日の午後のこと

1週間の予定を考えて過ごすのが日曜日の午後の過ごし方で、GTDを行って、時間が残れば、本を読んで、夕方には食事に行く。会議くらいしか仕事がないと、すぐに終わりそうなものだが、会議のテーマを考えたり、調べごとのToDoをこなしていくと、時間は...
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万葉集巻19 4094をめぐって

万葉集を何の気なく読んでいて、大伴家持の歌が陸奥の金の産出を詠んだものだった。この長歌には有名な「海行者 美都久屍 山行者 草牟須屍」が謳われている。賀陸奥國出金 詔書哥一首并短歌美知能久乃 小田在山爾 金有等万葉集巻19 4094万葉集か...
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コンビニお節

今年も何も準備しなかったし、テーブルの上も片付いていないので、コンビニで最小限のお節を調達した。
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謹賀新年

明けましておめでとうございます。名所江戸百景 歌川広重(東洋アルミニウム株式会社製)右から駿河町(する賀てふ)、上野清水堂不忍ノ池、高田の馬場、目黒太鼓橋夕日の岡
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"The Daily Drucker" ,2004

PETER F. DRUCKER with Joseph A. Maciariello, The Daily Drucker 366 Days of Insight and Motivation for Getting the Right ...
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ゆく年を思う

また、ゆく年を思う暮れになった。歳を重ねるにつれて一年が経つのが速いと感じる。今年も達成出来なかったことばかりだ。一年に思いを馳せる時はそうはない。のっぺらぼうな時間に分節をつけることで人は想いを新たにするのだろう。Tennysonの詩を朗...
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忘年会に思う

来年のことを考えてもしかたがないが、ふと司馬遼太郎が霧隠才蔵に言わせたセリフを思い出していた。2015-11-16『風神の門』(1969)三浦浩一のようにひどく明るい表情で思案するには、頬の筋肉が少し硬くなりすぎたかと、揉んでみたりするこの...
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子年を迎える用意

街はクリスマスムードであるが、干支のお供えが可愛かったので飾ってみた。今年は年中行事が完結しなかったので、せめて、お供えでもすることにする。それにしても十二支の鏡餅はいつから始まったのだろう。
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『折たく柴の記』(1999)

新井白石著、松村明校注『折たく柴の記』岩波文庫、1999年、2004年第2刷寒くなると思い出したように引っ張り出してきては読んでいる。何度読んだことか。父が研究対象としたのが新井白石であったので、古い全集などが残っているが、そろそろ片付けな...