断片記憶

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何を読むか

「何を読むか」は「どう生きるか」ということの決して小さなポーションではないだろう。読書以外にこれといって楽しみのない私という存在を考えるときにいつも付き纏う問題だ。登山をしていた時期は山の本しか読まなかった。山に行けなくなってからは歴史小説...
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雑煮を作ってみる

雑煮を作ってみた。金時人参はあるが丸餅と白味噌がないので、東京風の切り餅に小松菜、椎茸で醤油ベースのものになった。ちょっとつゆが濃いめだった。明日は、柚子の皮を添えて香りを出したい。
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正月の楽しみ

ごまめと煮しめに豆があれば正月を十分楽しめる。
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謹賀新年

明けましておめでとうございます。四季歌意図巻 鈴木其一(東洋アルミニウム株式会社製)左から春は在原業平「世の中に絶えて桜のなかりせは 春の心はのとけからまし」、夏は柿本人麻呂「ほのぼのと明石の浦の朝霧に 嶋かくれゆく舟をしそおもふ」、秋は西...
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ゆく年、2021年を思う

また、ゆく年を思う暮れになった。今年は、新年早々に後輩を見送った。自分も晩秋になって体調を崩して迷惑をかけてしまった。健康のありがたみを感じると伴に制約ができて楽しみが減ってしまった。新型コロナはまだまだどうなるか先が見えない。身体が弱って...
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供え餅

来年は寅年である。よって、鏡餅を飾ることにしよう。
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『老いて賢くなる脳』(2006)

エルコノン・ゴールドバーグ、藤井瑠美訳『老いて賢くなる脳』日本放送出版協会、2006年怪しいタイトルである。原題はThe Wisdom Paradoxである。認知神経科学者の一般向けの本であり、Wisdomがテーマである。知恵と訳しているの...
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古都からの便り

古都から喪中の葉書が届いた。馴染みの割烹の親爺さんからだった。連れ合いに先立たれことを告げていた。電話口のあの甲高い声はもう聴けなくなった。去年の霜月に挨拶したのが最後だった。合掌。
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料理をするということ

土井善晴『一汁一菜でよいという提案』新潮文庫、2021年第3刷食事の見直しは、管理栄養士さんが呆れるくらい、詳細な食材分析を続けて、半年で目的を達成した。その後は、リバウンドしないように維持を努めていたつもりだったが、飲み過ぎで身体を壊した...
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読書時間

写真の一年を振り返ってという通知を開いてみたら、花と食事のシーンばかりだった(笑)。スマホで簡単に写真を撮ることができる。でも普段は写真を撮らない。敢えて撮るから残る。眺めていると切なくなる。気がついたら本が畳の部屋に積み上がっていて、足の...