四都手帖

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四都手帖2019年02月【編集中】

2019年02月の私的な愉しみと記憶 如月の寒い時分の古都を思い出すと、節分ということになる。吉田山で松井酒造の升酒で節分を祝ったのはいつの頃だったか。天神市と梅花祭が重なった如月は平日でも大変な混みよう。週末なら更なり。 水都にもフェルメ...
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四都手帖2019年01月【編集中】

2019年01月の私的な愉しみと記憶 新年のことを書かないといけないのが、まるで家元の巻頭エッセイようで面白い。年の内に新年を書くのは何の意味があるかというと、普通は予定を立てるためだけれど、なんの予定なのだろう。過去に訪れた場所やイベント...
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四都手帖2018年12月【編集中】

2018年12月の私的な愉しみと記憶 師走の頃、親しい人と会話する午後の時間は風のように舞って過ぎ去っていっく。下世話な話から、技術の話まで、笑いと話題は尽きないけど、終わりは知っている。 一年の贖罪をしたり、花街に足を向ければ、年中行事の...
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四都手帖2018年11月【編集中】

2018年11月の私的な愉しみと記憶 霜月の頃、紅葉が彩りを増し、北風が吹き始めるとなんだか人が懐かしく思い出される。カウンターで一人飲む酒が長くなるのは温かいものが欲しくなるからでもある。ライトアップされた古都の一段と冷え込んだ夜の街を靴...
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東都手帖2018年10月【編集中】

東都手帖2018年10月【編集中】 2018年10月東都散歩のための私的な愉しみと記憶 神無月の頃、燈火のもとで本を読む。それだけで良い。あと少しは、絵を眺めてみたい。 特別展「マルセル・デュシャンと日本美術」東京国立博物館、2018年10...
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四都手帖2018年10月【編集中】

2018年10月の私的な愉しみと記憶 神無月の頃、夜は長くなり、そして哀しくもなります。兼好は人恋しくて歩いたのでしょうか。花街は締めくくりの踊り季節になりました。毎週のように忙しかった時も今はありません。記憶は作られ再構成されます。無に帰...
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四都手帖2018年09月【編集中】

2018年9月の私的な愉しみと記憶 長月の思ひではなんでしょう。秋めいた感じの古都を味わうのは夕方の風が涼しくなって、花街が賑わいへと変化する時間でしょうか。名残りと先取りを味わうとすれば鱧松をいただくに限ります。馴染みの割烹はそのためにあ...
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四都手帖2018年08月【編集中】

2018年8月の私的な愉しみと記憶 祇園祭が終われば、京の七夕である。 【古都】 「トランクの中の日本」京都佛立ミュージアム、2018年6月8日(金)〜10月8日(月)米軍兵士の私的なカメラの記憶。 京の夏の旅 文化財特別公開 2018年7...
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四都手帖2018年07月【編集中】

2018年7月の私的な愉しみと記憶 また、祇園祭の季節になった。イノダコーヒのハムトーストも控えなければならない。 【古都】 祇園祭 2018年7月1日(日)〜31(火) 風まつり 千本ゑんま堂 2018年7月1(日)〜15日(日) 京の夏...
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四都手帖2018年06月【編集中】

2018年6月の私的な愉しみと記憶 また、梅雨の季節がやってくる。6月といえば水無月が食べたくなる。茶席ででた和菓子がどこのものかは詮索好きにはたまらないテーマである。 西山の善峯寺へ行く途中に在原業平所縁の十輪寺がある。夏安居の時期に三弦...