五条坂陶器まつり2016年

四都手帖

献上三笠とは、奈良市下御門町(しもみかどちょう)にある鶴屋徳満の三笠の名称のこと。三笠は笠を三つ重ねたような山相の若草山の別称。「今上陛下皇太子の御時、立太子の御奉告に橿原に行啓のみぎり、献上の光栄に浴しましたので」、それ以来「献上三笠」を使うようになったと袋に謂れが書いてあった。

4人前はあるのだろうか、ずしりと重い。お持たせ用の箱入りもあるが、自宅用なので紙袋で十分だ。脱酸素剤を入れてパックされているので安心だ。日持ちは7日であるが、夏場は5日としている。

鶴屋徳満の献上三笠

これを五条坂陶器まつりに参加している知り合いへの差入れとした。いつもは、紫野源水の「涼一滴」なのであるが、今年の陶器まつりの日程で日曜日となっていたので、色々と考えたが、「献上三笠」の箱入りとした。

夏空で眩しい京都の五条坂の道の左右に陶器の出店が並んでいる。毎年見ていると少なくなった印象がある。

毎年同じ場所にテントがあり、器サイトウの板看板が出ていた。今年も銀座松屋の手仕事市で9月に来られるとのこと。大きめの磁器のボールを買って、家路につくのだった。

五条坂陶器まつり

器サイトウ

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