葉月になっても猛暑が活力を奪っている状況が続いている。
もう、山は登らないし、まして登攀ルート図は使うことがないことが明らかである。しかし、この間、利根川の源流を調べたくなったりして『日本登山大系3 谷川岳・奥利根』を本棚から引っ張り出してきた。この本も私の興味とともに死にゆくものとして、まだ手元に置いておくことにしたい。
月報第5号に劇作家の田中澄江が「城のあった山(5)笠間城址」を書いていた。田中澄江は『花の百名山』(文藝春秋、1980年)が有名だが、このくらいの粒度のディテイルが読んでいて心地よい。
【山岳】
柏瀬祐之、岩崎元郎、小泉弘編『日本登山大系5 剣岳・黒部・立山』白水社、1981年、1987年第4刷
#花の百名山
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