正月だけの試みかどうかわからないけど、取り敢えず続きを書く。
(購入後記)
暮れに養老先生の番組があって、本の校正をしているシーンが出てきた。『新潮』2020年7月号からの連載を加筆したものが中心なので、今時の話題である。まえがきを読む限り、「いくつも「壁」本を書いてきたが、まだまだ考えるべき壁はあるようだ。」(7ページ)と書いているので、まだ、次が読めると考えよう。あとがきで令和3年11月初めとあるので番組でもやっていた細見美術館の「虫めづる日本の美」のページを見たら、会期が2022年1月23日(日)から30日(日)へ延長していた。
北条氏は鎌倉幕府が倒れる時に族滅している。遡ることで何か見えてくるのだろうかと思い、北条義時について最近出版された本を3冊読んでみることにした。野口実氏が推薦していた本であるので、一般書であるが期待できそうである。山本みなみ氏は鎌倉歴史文化交流館の学芸員であり、今年は「北条氏展」が4回あるので、露出があるかもしれない。
【歴史】
山本みなみ『史伝北条義時』小学館、2021年
【思想】
養老孟司『ヒトの壁』新潮新書、2021年
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