新年を新年と受け止めるのは人である。自然のサイクルを知ることはあっても新年を祝うのはヒトだけである。
(購入後記)
三茶書房のワゴンで選んだ。小林秀雄訳はちょっと迷った。篠沢秀夫が小林秀雄の仏語の翻訳について『篠沢フランス文学講義2』でダメ出ししていたのが頭を過ったからだ。怖いもの見たさで買うことにした。
寿岳文章の選集は買うまでもないのだが、冨山房なので造りを見ることにした。
篠田一士という評論家の単著は読んだことがなかったかもしれない。店内を見たらサイン本があった。どうせ読み捨てなのでワゴンの本でいい。
【思想】
アラン、小林秀雄訳『精神と情熱に關する八十一章』角川文庫、1958年
【知】
寿岳文章、布川角左衛門編『書物とともに』冨山房百科文庫、1980年
【文学】
篠田一士『幸田露伴のために』岩波書店、1984年第2刷、
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