2021-07

ひととき

142「この町の戦争」千宗室

2021年8月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「この町の戦争」というタイトルだった。家元が散歩で堀川通から西へ行くので余計な想像をしてしまった。西陣空襲については「不発弾が一発落ちた」という程度で正しく伝わっていない...
読書時間

『改訂祇園祭と戦国京都』(2021)

河内将芳『改訂祇園祭と戦国京都』法蔵館文庫、2021年 河内将芳氏が角川叢書で載せられなかった図表を文庫版に入れていた。一般書の決定版になる。現代の祇園祭も紹介しており、祇園祭のイメージの形成 図表は関連するところが収録されていた。表1 明...
断片記憶

はてなブログ

はてなブログを素で使ってきたのは、記録することが主目的であったから、機能を調べていなかった。iPadで使う限り、不便さは感じていなかった。それが、iPhoneだけで作業するとなれば、不便なことが出てきた。まず、一覧は過去の記事を登録すると更...
視聴時間

THE SILK ROAD

화병기 THE SILK ROAD Byungki Hwang Kayagûm Masterpieces Vol. 2 비단길 京都の李朝喫茶李青で買ったCDを聴くシリーズも8枚目になった。カヤグムに杖鼓(チャンゴ)や大笒(テグム)が加わっ...
読書時間

『大乗仏教の誕生』(2021)

梶山雄一『大乗仏教の誕生』講談社学術文庫、2021年 書誌情報 参考文献をつけただけの一般書。『「さとり」と「回向」ーー大乗仏教の成立』講談社現代新書、1983年。「仏教の終末論」を加えた増補・改訂版を人文書院から1997年に刊行。文庫化に...
古都を旅する

古梅園

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」デザイナー・アーティストの篠原ともえ氏の4回目は「古梅園」でした。「墨」の老舗に合わせたような、モノクロの衣装が素敵です。白黒だと時代感が出るものですが、篠原ともえ氏のセンスは現在のファッションで...
読書時間

『新訂英文解釈考』(1980)

佐々木高政『新訂英文解釈考』金子書房、1980年、2020年第24刷 どうも昭和時代には英語で考えることが求められていたようだ(注)。 佐々木高政の『新訂英文解釈考』のはしがきを読むと、そう書いてある。 「英語を読み書き,話し聴く際にできる...
読書時間

『考える英文法』(2019)再読終了

吉川美夫『考える英文法』ちくま学芸文庫、2019年 通勤時間だけで読んだせいか思った以上に時間がかかってしまった。通勤時間は暗記か読みものにして、問題を解くのは家でやろう。 どれも一長一短があるのは仕方がない。自分で試してみて良し悪しの判断...
視聴時間

花士 珠寳

カルチャーラジオ 日曜カルチャー 「人間を考える〜感性を磨く」で花士 珠寳の回(2021年6月6日)を聞き逃しで聴いた。 人の成長物語であった。神戸の芦屋育ちの女性が20代の終わりに阪神淡路大地震を経験した。家が全壊し、心の空白を覚えて打ち...
視聴時間

信仰からみる京都 西国三十三所巡り(施福寺(第四番)/三室戸寺(第十番)

【オンライン講座】信仰からみる京都 西国三十三所巡り(施福寺(第四番)/三室戸寺(第十番) 2021年7月10日(土)11:00〜12:40   カルチャーラジオ 日曜カルチャー 「人間を考える〜感性を磨く」で太田宗達氏の回を聴いて面白かっ...