「三菱の至宝展」を観る

Goinkyodo通信 散歩時間

「三菱創業150周年記念 三菱の至宝展」三菱一号館美術館 2021年6月30日(水)〜9月12日(日)
前期2021年6月30日(水)〜8月9日(月・祝)
後期2021年8月11日(水)〜9月12日(日)

静嘉堂と東洋文庫の国宝のお出ましとあって、出かけて来た。

「唐物茄子茶入 付藻茄子」(静嘉堂)は松永久秀が織田信長に贈ったところまでは知っていたが、その後、焼けたのを修理したものとは知らなかった。見た目では修理品とは思えない。

俵屋宗達「源氏物語関谷澪標図屏風」(静嘉堂、国宝)の澪標図屏風(前期)が展示されていた。以前どこかでお眼にかかったはずだが、記憶は茫々。

兼好の「徒然草」の正徹の写本(静嘉堂、国宝)を見ると、第一段と第二段の切れ目を感じない。分かれていないという説も納得できる。

シーボルト「日本植物誌」(東洋文庫)は圧倒的な描写だ。

建窯の「曜変天目(稲葉天目)」(静嘉堂、国宝)は怪しい光を放っていた。

図録は立派過ぎて若者が呆れるだろうから、入手は差し控えた。土産にFARRAH’S FUDGE(レモン味)を一缶買った。しかし、ヨドバシでも安く売っていた。

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