2020-09

散歩時間

ミュージカル「フラッシュダンス」を観る

2020年9月19日(土)にミュージカル「フラッシュダンス」を日本青年館ホールで観てきた。愛希れいかさんがアレックス・オーエンズの役で岸谷五朗さんが演出した。愛希れいかさんが月組を退団したのが2018年の11月なので、懐かしく感じた。舞台を...
読書時間

『シンボルの哲学 理性,祭礼,芸術のシンボル試論』(2020)

S.K.ランガー、塚本明子訳『シンボルの哲学 理性,祭礼,芸術のシンボル試論』岩波文庫、2020年Susanne Knauth Langer "Philosophy in a New Key " Harvard University Pre...
読書時間

『思想史家が読む論語』(2010)読み直し

子安宣邦『思想史家が読む論語』岩波書店、2010年第2刷ちょっと参照するために読み出したのだが、面白いので読んでいる。別に読み通すつもりはないので、疲れたらやめる。『論語』は色々と読んできたが、しっくりしない。本書は朱子、伊藤仁斎、荻生徂徠...
読書時間

『ローマの賢者セネカの知恵』(2003)その3

谷沢永一『ローマの賢者セネカの知恵』講談社、2003年セネカの警句を挙げる。「人々が争奪を繰り返している間は、また相互に平穏を破り合っている間は、また、代わる代わる不幸にし合っている間は、人生には何の実りもなく、楽しみもなく、心の進歩しても...
読書時間

『ローマの賢者セネカの知恵』(2003)その2

谷沢永一『ローマの賢者セネカの知恵』講談社、2003年好奇心が大切なことは分かる。しかし、好奇心に任せて手を広げすぎても仕方がない。自分が飽きない分野は何かを考えることになる。研究には方法が必要だ。小松英雄氏の本を久々に取り出して考えさせら...
読書時間

『ローマの賢者セネカの知恵』(2003)

谷沢永一『ローマの賢者セネカの知恵』講談社、2003年セネカを読もうと、書棚を探したけれど見つからない。処分したかも知れないが、自分が選んでないので記憶があやふやだ。また、思い出したらそのうち買うことにして、谷沢先生の「人生の使い方」の教訓...
読書時間

『増補版 古典和歌解読』(2012)

小松英雄『増補版 古典和歌解読 和歌表現はどのように進化したか』笠間書院、2000年、2012年増補版第1刷書誌情報小松英雄氏が駒沢女子大学を2000年春に退職する際に最終講義に代えて書いた紀要論文を抜本的に書き改めたもの。増補にあたり「補...
読書時間

『戦国の忍び』(2020)

平山優『戦国の忍び』角川新書、2020年平山優氏の本は厚いので有名です。今回も期待に違わず自立しました。352頁ありました。歴史学者は我々のイメージする「忍者(にんじゃ)」はいないという評価でした(P336)。そもそも「忍び者(しのびのもの...
断片記憶

『超火山「槍・穂高」』(2003)で山行を回想する

原山智、山本明『超火山「槍・穂高」地質探偵ハラヤマ北アルプス誕生の謎を解く』山と渓谷社、2003年本については既に書いたので、今回は、山行について書こうと思う。ジオ・ジャパン2を見ていたら原山智氏が老骨に鞭打って滝谷を登って行くではないか。...
四都手帖

2020年10月四都手帖【編集中】

2020年10月の私的な愉しみと記憶神無月の頃という兼好の随筆を読むと、風情と興醒めという二つの感情が表されている。対照となるものがあると短い文章でも際立つ。この秋は踊りがないので、美術展を見に行くか、街歩きをして喫茶店で燻るか、ホテルに早...