山風にのって歌がきこえる

散歩時間

惣田紗希『山風にのって歌がきこえる 大槻三好と松枝のこと』タバブックス、2019年

B&Bのトークイベントで太田市美術館・図書館で開催された展覧会『ことばをながめる、ことばとあるくーー詩と歌のある風景』に関係した惣田紗希さんと管啓次郎さんのお話を聴きました。惣田紗希さんが描いた三面の壁画(山風と記憶を辿る線)に貼った大槻三好と松枝の百年近く前の口語短歌が素晴らしく、惣田紗希さんが本にされたのもよかった。管啓次郎さんが太田市を歩いて詩を書き、佐々木愛さんが絵を描いた展示も惣田紗希さんが太田市の写真とともに紹介されました。最後に管啓次郎さんが八戸の詩人の村次郎の詩に節をつけたものを3曲聴きました。12局ほど作曲したそうです。管啓次郎さんからは山頭火の俳句を英訳とスペイン語訳した小冊子をお土産にもらい、惣田紗希さんのサインを頂いて帰りました。

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