三越で観た天井画

散歩時間

東叡山寛永寺創建400周年記念事業で根本中堂天井画を手塚雄二氏が手掛けた。日本橋三越で「東叡山寛永寺根本中堂天井絵奉納記念 手塚雄二展 雲は龍に従う」が開かれた。日本橋三越の1階中央ホールに天井画展示会場が設けられていた。ここは暮れの第九だったり大規模な展示ができる空間だ。

天井画は「叡嶽双龍」と題されていた。小泉淳作の建長寺法堂天井画「雲龍図」(2000年)、建仁寺法堂天井画「双龍図」(2002年)に続く新作の天井画を見るのは久しぶりになった。三越日本橋本館の1階の階段前に敷かれた天井画はしかし、大きかった。これが寛永寺の根本中堂の天井に上げられると思うと感慨深いものがある。横から見るには大き過ぎる「双龍図」である。写真も撮ってみたが、絵にならなかった。やはり、下から見上げたいと思う。手塚雄二氏の70歳(2013年)作である。

「東叡山寛永寺根本中堂天井絵奉納記念 手塚雄二展 雲は龍に従う」 日本橋三越本店 2024年14日(水)〜3月5日(火)

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