古都を旅する 金剛峯寺 週刊新潮の古都を旅する特別編「とっておき私の高野山」日本画家の千住博氏の1回目は「金剛峯寺」でした。高野山開創1,200年を記念して千住博氏が金剛峯寺主殿の「茶の間」と「囲炉裏の間」の襖絵を完成させ、2020年に奉納します。完成記念の巡回展... 2018.09.20 古都を旅する
読書時間 『芭蕉 百五十句』(1989) 安東次男『芭蕉 百五十句 俳言の読み方』文春文庫、1989年 安東次男(あんどう つぐお)は何で評釈の手直しを3度、4度と刊行本でしたのだろうか。伊藤仁斎は手直しを入れ続けたが、生前刊行はしていない。安東次男はそれだけ松尾芭蕉の徘徊に腰を据... 2018.09.19 読書時間
読書時間 『花と木の文化史』(1986) 中尾佐助『花と木の文化史』岩波新書、1986年 「花はなぜ美しいか」という命題を取り上げて、本能的美意識と文化的美意識を論じている。 「植物界を広くみて、また人間の文化を通し、人間の歴史を通して植物をみて、花や植物の世界と人間との関係は複雑... 2018.09.18 読書時間
断片記憶 RIP KIRIN KIKI 樹木希林さんが2018年9月15日に亡くなられた。8月13日に左大腿骨骨折の大怪我をして、16日のNHKの生番組で白沙村荘から五山送り火を見るはずが、電話出演になった。それが、見たというか聞いた最後になった。ご冥福をお祈りし 2018.09.17 断片記憶
断片記憶 鈴虫の音 いこいのおばちゃんが飼育していた鈴虫が、今年の夏の暑さでほとんど死んでしまったという。残った一匹が金属的な高い音を出すのを聴きながら晩酌していたのだった。 鈴虫の 鳴き声高し 土間の闇 独寝の 鳴き声高し 床の下 ひとりなく 虫の音高し 土... 2018.09.16 断片記憶
読書時間 『大坂堂島米市場』(2018) 高槻泰郎『大坂堂島米市場』講談社現代新書、2018年 読んでからまとめをしないで放置していたが、思わぬところで本書が役に立った。金融庁が主催した「明治150年」関連シンポジウム〜明治時代の金融制度が果たした役割〜(2018年9月6日)で、宮... 2018.09.15 読書時間
読書時間 『妖精画談』(1996) 水木しげる『妖精画談』岩波新書、1996年 水木しげるが西洋の妖精(フェアリー)を解説した本。オールカラー。西洋の妖精も水木先生にかかれば日本の妖怪と地続きだ。目に見えないものの存在は世界中で語られてきた。 Ⅰ 水に出るもの 30 Ⅱ 里に... 2018.09.14 読書時間
古都を旅する やわらぎ会館 週刊新潮の「とっておき私の奈良」ジャズピアニストの山下洋輔氏の4回目は「やわらぎ会館」でした。山下洋輔氏が『やわらぎ』作曲したのは、奈良県北葛城郡王寺町にある「やわらぎ会館」の館長だった福島秀行氏からの依頼だったといいます。やわらぎは「以和... 2018.09.13 古都を旅する
読書時間 『戦乱と民衆』(2018) 磯田道史、倉本一宏、F・クレインス、呉座勇一『戦乱と民衆』講談社現代新書、2018年 国際日本文化研究センターの一般公開シンポジウム「日本史の戦乱と民衆」(2017年10月)をもとに、ディスカッションを加えて作られた本。 2018年3月8日... 2018.09.12 読書時間
読書時間 『古代の朱』(2005)その2 松田壽男『古代の朱』ちくま学芸文庫、2005年、2017年第2刷 古代朱砂産地の露頭は点在的であり、露頭部を取り尽くすと竪坑になる。当時は排水技術が無いため、地下水位に達すれば竪坑は廃止される。 丹生氏は『新撰姓氏録』の載る古代の名族である... 2018.09.11 読書時間