2017-03

読書時間

『玉臺新詠集(上)』(1953)

鈴木虎雄訳解『玉台新詠集(上)』岩波文庫、1953年、1983年第7刷 1.例言を読む 岩波文庫の『玉臺新詠集』は明の崇禎年間(1622〜44)に蘇州の蔵書家の趙均が所蔵していた『玉臺新詠』の宋版(陳玉父本)を重刻したものを、我国で文化三年...
読書時間

FLOWING 『インターネットの次に来るもの』(その5)

ケヴィン・ケリー、服部桂訳『インターネットの次に来るもの』NHK出版、2016年第3刷 FLOWING 「インターネットは世界最大のコピーマシンだ」(P84)だ。 では、FLOWINGとどんな関係があるのか。
読書時間

COGNIFYING『インターネットの次に来るもの』(その4)

ケヴィン・ケリー、服部桂訳『インターネットの次に来るもの』NHK出版、2016年第3刷 COGNIFYINGとは何か。 全てを変える力を想像することは難しい。「深層学習」は各層における計算結果を数学的に最適化することだ。 我々はAIについて...
読書時間

BECOMING『インターネットの次に来るもの』(その3)

ケヴィン・ケリー、服部桂訳『インターネットの次に来るもの』NHK出版、2016年第3刷 BECOMING(なっていく) 著者のいう12の技術潮流は、何かになっていくことで、避けられないものである。その象徴として、BECOMING(なっていく...
読書時間

『インターネットの次に来るもの』(その2)

ケヴィン・ケリー、服部桂訳『インターネットの次に来るもの』NHK出版、2016年第3刷 この本の原題は THE INEVITABLE Understanding the 12 Technological Forces That will S...
古都を旅する

京都向日町競輪場

週刊新潮の「とっておき私の京都」芥川賞作家の下重暁子(しもじゅう あきこ)氏の3回目は「京都向日町競輪場」でした。下重暁子氏はなんと日本自転車振興会の会長を勤めたことがあった(2005年〜2011年)。京都向日町(むこうまち)競輪場には特別...
古都を旅する

月刊京都2017年04月号に想う

月刊京都2017年4月号のこさけ くみかの「京都ぷらっと日記」はフォーシーズンズホテルのラウンジでお茶を飲む話だった。一人で出かけて、ケーキとコーヒーを楽しんでベルガールに見送られて後にした。私もここではランチとディナーを頂いたが、アフタヌ...
古都を旅する

郡山城天守台

月刊大和路ならら 2017年3月号 特集は郡山城だった。2017年03月26日に石垣の修理を終えた郡山城址に展望施設を備えた天守台が公開される。天守の復元が望まれるところであるが、見果てぬ夢であろうか。市民の寄付で追手門、追向櫓、追手東隅櫓...
断片記憶

『発想法 創造性開発のために』(1967年)

川喜田二郎『発想法』中公新書、1967年、1979年第47刷 『発想法』(1967年)を読み直す機会があった。大学を出てから買った本である。これをAction for Readingで読むという会だった。いったい何十年振りに読み返す本である...
古都を旅する

落柿舎

週刊新潮の「とっておき私の京都」芥川賞作家の下重暁子(しもじゅう あきこ)氏の2回目は「落柿舎」でした。写真は落柿舎の近くにある竹の柵に囲まれた半畳ほどの去来の墓の隣に立っている下重暁子氏です。 プラス1は「二尊院」でした。色々な時季に来ま...