長浜盆梅展を観に行く。
ルート選定
京都から長浜へのルートは、琵琶湖線から北陸線で行く東回りと湖西線から北陸線でいく西回りがある。琵琶湖線経由の新快速で1時間10分から13、14分といったところだ。0分と30分に出ている。湖西線経由の新快速だと8時15分発は2時間13分かかる。その後は9時45分発の敦賀行まで開いて、毎45分発で1時間43分だ。いずれも1,320円の運賃だ。
さて、今日はビワイチと決め込む。湖西線経由の敦賀行新快速に9時45分に乗る。ここで12輌の新快速が2つに分かれることに注意が必要だ。先頭4輌が敦賀行で、残りの8輌は近江今津で切り離される。長浜へ行くには近江塩津まで行く必要がある。琵琶湖線も長浜まで直通があるけど、先頭の4輌だけで、後ろの8輌は米原で切り離されることに注意が必要であることは同様である。
大津京から琵琶湖が見えてくる。湖西線ルートは琵琶湖を見るにはお勧めである。湖面よりかなり高い場所を走っているので遠くまで湖が見えて、湖の伝説などを思い出したり、歌が浮かんできたりする。これが、琵琶湖線だと、湖から離れておりほとんど見ることができない。
長浜駅の改札を出たところで、観光協会の長浜盆梅パスポートの宣伝攻勢を受け観光協会へ向かう。おひとり様1,000円也。盆梅展だけだと500円であるが、他にも見るのであればお得ということ。福引で爪やすりが当たって調子がよい。
慶雲館の庭はガンコ二条か
駅を出ると盆梅展をしている慶雲館の建物が見えるので、線路のどちらから行っても同じくらいなので西側から歩いて行く。盆梅のある慶雲館は明治の巨石趣味の庭園で七代目小川治兵衛(植治)の庭だった。このイメージに近いのはガンコ高瀬川二条苑だろうか。梅も百年を超えると名前がつく。そうした梅の盆栽が出迎えてくれる。芭蕉の句碑も日本一の大きさである。建物の1階へ靴を脱いで上がり一回りする。南側の窓際は日差しで廊下が床暖房のようになっていて気持ちが良い。多彩な梅が眼を楽しませてくれる。来て見なければ分からないのが盆梅展の魅力だろう。
そんな慶雲館を後にして、踏切を渡ったところにある酒屋で喜楽長を試飲して、橋を渡れば長浜浪漫ビールである。残念ながら予約で一杯だったので、相方のFB友達の舞踊家のI氏のお勧めで、ビールをテイクアウトした。タンクから出たビールは美味かった。
北国街道を北に向かい、名物の鯖焼き素麺でもと思ったが一杯並んでいるので断念し、少しもどって能登という割烹でランチを頼み、七本槍の純米吟醸を飲む。鴨焼きがあてになっていやあ回る回る。
ガラス展や海洋堂などを見て、少し休む。濃厚なクリームの載ったコーヒーゼリーを楽しんだ後は、元来た道をもどり、つるやパンで丸い食パンを買って、駅に向かう。駅に繋がるフレンドマートの2階には長浜の土産物がまとまってあり、鮎のオイル煮を買う。酒のあてであるなあ。
今回、長浜の黒壁スクウェアを散策してみて、街を上手く観光地化してることを実感した。
注)ガンコ高瀬川二条苑
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