一力亭の大石忌に知人と参加しました。大石良雄の命日(3月20日)に毎年行われている行事です。仮名手本忠臣蔵の七段目で有名ですが、お話の世界のこととわりきって愉しみます。
雨の中、待つことから始まります。この時期は雨が降ったことがないようです。
12時半から開場で16時半まで、3回ほど舞があります。
傘、靴、コートを預けて中へ。
正面に舞妓さんのお出迎えです。
階段の前で紗千穂さんのお出迎え。連れの方も贔屓しているのでちゃんと挨拶してもらいました。
階段を上がって、温かいお蕎麦をいただきます。つゆが少ないので、薬味で食べるおろしそばの温かいバージョンか。階段の前で声をかけられので振り向くと紗貴子さんが中居さんの格好で働いてました。急な階段を降りて、今度はお茶の接待です。
巴紋の薯蕷饅頭と干菓子をいただくと、舞妓さんがお茶を運んでくれます。
隣の部屋で所縁のお軸をみたあと、特設廊下を通って広間へ。
すでに9人×6列ができていました。後からどんどん入ってきます。
座敷が満員になり最後の人は廊下から舞を見ることになりました。その作戦もありかな。
地方さんが入ってきて廊下側に座ります。もちろん君鶴姐さんもいます。家元登場。「深き心」を舞います。
次に杏佳さん、豆千鶴さん、豆そめさんが「宿の栄」を舞いました。杏佳さん、豆そめさんの同期が舞ったのを観れて楽しい思い出になりました。杏佳さんにあとで聞いたら、緊張してお客様の顔は見れてませんとのことでした。
薄紅色の馬酔木の花に見送られ、雨の一力亭を辞して、ホテルへ向いました。
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