桜井英治『日本の歴史12 室町人の精神』講談社学術文庫、2009年、2013年第5刷
何か読むたびに挫折する本のようだ。読みはじめると、読んだことがあることを思い出すが、室町時代の政治状況の分かり難さと、登場人物の多さ、執奏、伝奏、申次など似たような言葉に負けてしまう。そこで、鎌倉時代から、南北朝時代を復習し、再度臨んだのである。
索引は人名がほとんどだが、読み方が分からないとつまらないので、結局、振仮名索引を作りながら読むことになる。途中で挫折しそうな予感がする。それでも必要な歴史用語の理解が進んだらそれでよしとしよう。
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