断片記憶

晩秋の散歩なのか初冬の散歩なのか

もう師走となった。まだ、銀杏の樹は黄金色の葉を貯めて陽の光を浴びている。暦通りに生活するにはズレを感じる。それにしても去年の記憶は定かではなく、着る物も外気温に合わなかったりする。陽を求めて歩く散歩はもう冬である。
書籍目録

2024年12月購入図書(その2)

師走の購入図書は小さいけれども立派な本の購入となりました。言語はイメージとともに覚えるのが良いと思います。 (購入後記) ラテン語の世界は広いので、この様に絵があると理解しやすくなる。 身近な英単語の語源、フィクションの世界、企業や商品の名...
書籍目録

2024年12月購入図書

師走の本は何故か貰い物でした。 (購入後記) 居酒屋で飲んでいて、いきなり挨拶がわりに頂いた本。 【経営】 金子智彦、権成俊『未来をつくる事業承継』マイマビ、2024年
読書時間

『世界の名著続5 トマス・アクィナス 神学大全』(1975)

山田晶訳『世界の名著続5 トマス・アクィナス 神学大全』中央公論社、1975年 上山春平(1921-2012)と山田晶(1922-2008)との対談を月報で読んだことは前に書いた。「聖トマス・アクィナスと『神学大全』」という解説も面白かった...
読書時間

『竹林の七賢』(2024)を読んで絵画を見たくなる

吉川忠夫『竹林の七賢』講談社学術文庫、2024年 「竹林の七賢」は3世紀中国の魏晋の時代の人であるという。山濤(さんとう)、阮籍(げんせき)、嵆康(けいこう)、向秀(しょうしゆう)、阮咸(げんかん)、劉怜(りゆうれい)、王戎(おうじゅう)。...
断片記憶

探索式2024年11月

霜月が終わり後は師走を残すばかりとなった。何もかもが速く過ぎていく。探索式も11ヶ月経過して見通しがよくなくなってきた。続かないのが私の性格なので師走についてはよくわからない。分割しないと統治ができそうにもない。 (状況) 霜月は社会科学の...
古都を旅する

弘源寺

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」プロフィギュアスケーター宮原知子氏の第2回目は「弘源寺」でした。嵐山にある天龍寺の塔頭です。秋の文化財特別公開で伺ったことがあります。嵐山を借景にした枯山水庭園の「虎嘯(こしょう)の庭」が良いです...
書籍目録

2024年11月購入図書(その7)

霜月も終わりとなった。自分の傾向性に沿って本を読むしかないのは明らかであるが、本を読む順序は考えないといけない。本を手にしても、まだ早いと思ってやめるのはこちらの受け取る力のなさを感じるからである。 (購入後記) 本の選考は難しい。井筒俊彦...
書籍目録

2024年11月購入古書(その4)

霜月の終わりになった。 (購入後記) ペトラルカは何故か気になっている。最初に手にしたペトラルカは近藤恒一訳『わが秘密』(岩波文庫、1996年)である。本書の解説で近藤恒一が「ペトラルカのモラリスト的関心がとくに強く出ている作品として、まず...
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2024年11月購入図書(その6)

霜月はやはり寒い季節である。 (購入後記) 例えば、海北友松の建仁寺の障壁画で描かれた竹林の七賢などをいつまでもほったらかしているわけにもいかないので、ここらで理解しておきたい。薄いしちょうどよい。美術鑑賞は感性だけでは限界がある。本書の原...