旅の時間

長浜盆梅展を観に行く

長浜盆梅展を観に行く。 ルート選定 京都から長浜へのルートは、琵琶湖線から北陸線で行く東回りと湖西線から北陸線でいく西回りがある。琵琶湖線経由の新快速で1時間10分から13、14分といったところだ。0分と30分に出ている。湖西線経由の新快速...
古都を旅する

花折峠

週刊新潮の「とっておき私の京都」芥川賞作家の下重暁子(しもじゅう あきこ)氏の1回目は「花折峠」でした。鯖街道を大原を越えて北へ向かう途中、花折(はなおれ)トンネルが出てくる。そこで、三橋節子の『花折峠』という絵の話になった。下重暁子氏が、...
断片記憶

分からないこと

話したいとこがあると呼び出されたら、事務所を辞めるという話だった。2000年からの付き合いだが、最近は脚を痛めたらしく、お誘いがなかった。飲み屋で何度かすれ違っていたらしい。肩の荷を下ろしたように酒が進む。 マニュアルは扱い方次第で人を苦し...
読書時間

『武田氏滅亡』(2017)その2

平山優『武田氏滅亡』角川選書、2017年 序章 諏方勝頼より武田勝頼へ 序章のタイトルが武田勝頼の運命を表している。元亀2年(1571)に武田勝頼として信玄の後継者に迎えられた勝頼は、元亀4年(1573)に武田信玄が没してしまうことで、十分...
書籍目録

2017年02月購入古書

2017年02月購入古書 課題図書である津田左右吉の国民文学はなかなか読み進められない。近代の枠組みを過去に当てはめて、近代を批判するという試みであることから、津田左右吉の本にはそれほど意味がないと分かっている。しかし、私にとって文学をどう...
書籍目録

2017年02月購入図書

2017年02月購入図書 課題図書を読むことで時間は経っていく。 デザイン思考を読むことで、自分の見方を変えるということがテーマとなっている。『観察力を磨く』はアートの力というか、アートを観ることで観察力とコミュニケーション力を高めようとい...
断片記憶

『武田氏滅亡』(2017)

平山優著『武田氏滅亡』(角川選書、2017年)を買う。750ページと分厚い本にブックカバーつけてもらう。さて、しばらくはバックがパンパンになるな。 平山優氏の本がだいぶ増えたなと思う。長篠の闘いから、天正壬午の乱まで読んできた。あとがきにあ...
読書時間

「平安時代の鴨川」を読む

朧谷寿「平安時代の鴨川」を読む。 探し物していたら、『平安京提要』が出てきた。大きな本である。ちょうど読んでいた朧谷寿『平安貴族と邸第』(吉川弘文館、2000年)に「平安時代の鴨川」があり、この後『平安京提要』に「平安時代の鴨川」を書いたと...
ひととき

89「戻れない場所」千宗室

ひととき 2017年3月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「戻れない場所」というタイトルだった。「もう一度行こうとしてもどうしても叶わない場所がある。時空のゆがみに偶然に迷い込んでしまったという、そんな不思議な経験をし...
古都を旅する

喫茶ソワレ

週刊新潮の「とっておき私の京都」芥川賞作家の村田沙耶香氏の4回目は「喫茶ソワレ」でした。東郷青児の作品がある青色の照明が不思議な喫茶店です。舞妓さんとなら私も入れます。 プラス1は「生きている珈琲」でした。四条通を歩いていて地下へ降りる珈琲...