断片記憶 優雅さということ(続き) T.S.エリオット、西脇順三郎訳『荒地』(創元社、1952年)をLe Petit Parisienのオーナーにガラスの書棚から出してもらい読む。オーナーは日曜日の結婚式を終えて火曜日より書斎を開けていた。後から奥様もいらして、ウェディングパ... 2017.10.25 断片記憶
ひととき 97「羊羹には渋茶」千宗室 ひととき 2017年11月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「羊羹には渋茶」というタイトルでした。家元は「どちらかというと粒餡は苦手である」。「玄米茶党である」が、「羊羹には渋茶が合っている。うんと渋くてもかまわない」... 2017.10.24 ひととき
視聴時間 石を訪ねて DVD『白洲正子の世界』(2009)を見ていて「石を訪ねて」に石馬寺と石塔寺は出てきたが、『かくれ里 愛蔵版』(2010)では「石の寺」と「石を訪ねて」に分かれていて、「石を訪ねて」の太郎坊の夫婦岩が時間の関係であろうか出てこなかった。本は... 2017.10.22 視聴時間
視聴時間 葛城のあたり DVD『白洲正子の世界』(2009)を見ていて「葛城のあたり」が出てきた。白洲正子は横大道(よこおおじ)より九品寺を訪ねた。ここから奈良盆地の眺望がよい。「望」という漢字は遠くを見ることだが、台に上り王が望見すれば、それはその土地を欲するこ... 2017.10.21 視聴時間
古都を旅する 祇園白川 週刊新潮の「とっておき私の京都」のパティシエの鎧塚俊彦氏の4回目は「祇園白川」でした。巽橋で、川島なお美さんと初めてお茶屋なるものに足を踏み入れた思い出を語っております。プラス1は「高台寺」でした。夜に祇園白川からライトアップした高台寺まで... 2017.10.20 古都を旅する
断片記憶 志古淵神社の花笠踊 DVD『白洲正子の世界』(2009)を見ていて「葛川 明王院(かつらがわみょうおういん)」が出てきた。白洲正子が「明王院の前は何度も通っているのに、ついぞよったためしがない」と書いたのを広瀬修子氏のナレーションで聴き、本箱にある『かくれ里 ... 2017.10.19 断片記憶
読書時間 言葉は一回限りの表象 吉川幸次郎・梅原猛編『対話 詩と永遠』雄渾社、1975年本書は1967年に出版された『詩と永遠』の愛蔵版50年前の対話である。吉川幸次郎が本を読む能力についてまず語り出す。読書とは話者の心理に踏み込む技術だという。その技術を抜き書きすること... 2017.10.18 読書時間
断片記憶 書票の行方 日本書票協会短信No.14 2017.10.1(年2回発行)を見る。日本書票協会の短信という名を会報をLe Petit Parisienで見せてもらった。書票協会が主催す蔵書票の交換会の案内が最初に書いてあった。私は蔵書票の沼に嵌っていない... 2017.10.17 断片記憶
断片記憶 読書の秋とは名ばかり 読書の記憶を書いていて、仕事に関係するものを読む時間が長くなったことに気がつく。10月は研究会や交流会で趣味の時間はお預けになっている。研究会と交流会は趣味ではないのかと言われると、趣味のようなものだが読書そのものではない。私の趣味は履歴書... 2017.10.15 断片記憶
四都手帖 四都手帖2017年11月【編集中】 2017年11月の私的な愉しみと記憶霜月の古都は紅葉の季節だ。その分人出も多く、以前の穴場は名所とかした。見るべきものは既に見たし、よく遊んだので、お火焚きとだけ書いておく。【古都】火焚祭 伏見稲荷大社 2017年11月8日(水)13時別名... 2017.10.14 四都手帖