ひととき 189「庭の水鏡」千宗室 『ひととき』2025年7月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「庭の水鏡」というタイトルでした。家元が庭をスマホのカメラをズームして眺めると、熊笹や羊歯あたりにシジュウカラやイカルがいるのでした。そのうち、急な雨で庭に水... 2025.06.22 ひととき
旅の時間 間部詮勝寓居跡にナツツバキ咲く 寺町通り押小路上ルの東側に間部詮勝寓居跡の石碑が建っている。今までさんざん歩いてきたはずなのに気に留めてなかった。たまたま、東林院さんで沙羅の花を見たので、ここにも白い花が咲いていることに気づいた。ナツツバキの花がこんなに身近に見れるとは知... 2025.06.17 旅の時間
旅の時間 町家で花を活ける 小雨の烟る中、烏丸通を下って、久し振りに前田珈琲室町本店でスペシャルモーニングする。1,700円。ふわふわセットが卵焼きサンドなので、次はそちらを試したい。その後は、町家で投げ入れの教室に参加した。山野草の説明を聴き、花留めの仕方を教わった... 2025.06.16 旅の時間
旅の時間 沙羅の花を愛でる会 曇り空の東京を後にする。電車はいつものように混んでいたが花園駅で降りる人は少なかった。妙心寺で金澤翔子展を観る。金澤翔子氏の書が、狩野探幽の龍の天井画のある法堂に始まり、本坊に展示されていた。桂春院など塔頭の方にも分散して展示されているらし... 2025.06.15 旅の時間
断片記憶 新茶の季節 もう蒸し暑くなり始めた皐月の下旬に新茶が届く。甘味処の店主が、去年から茶葉が手に入りにくくなったと言う。今年はその影響がはっきり出て柳櫻園さんでは新茶は一種類となったと相方からのメッセージにあった。いつものパッケージしか知らない私は、茶葉の... 2025.05.23 断片記憶
ひととき 188「数え年」千宗室 2025年6月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「数え年」というタイトルでした。喪中のため節分は吉田神社は遠慮し、壬生寺にお参りしたといいます。壬生寺では素焼きの焙烙に家族の性別と年齢を書いて納めます。筆ペンを持参する... 2025.05.21 ひととき
ひととき 187「火鉢のある風景」千宗室 2025年5月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「火鉢のある風景」というタイトルでした。若い頃、大人の引率がなければお茶屋には上がれなかったといいます。お茶屋で兄弟が大人達の話題に取り残されると、大女将が部屋の長火鉢で... 2025.04.24 ひととき
断片記憶 Vol.1「小道の屋台」千宗室 令和7年1月15日発行の『ぎをん』新春号に千宗室さんの「祇園はんなり今昔(いまむかし)」の連載が始まりました。編集・制作が京都新聞社となり、判型をA5判に変更しています。Vol.1「小道の屋台」は50年近く前の祇園の話でした。末吉や富永に屋... 2025.04.10 断片記憶
旅の時間 都をどり2025を観る 髙木屋さんで珈琲を飲む。ペルーの豆が値上がるのでブレンドも午後から変わるといっている間に、珈琲豆が配達されてきた。今日は満開やとマスターがいう。そういえば去年も満開やったなと返す。京都の時間はそうやって経っていく。相方と待ち合わせはレストラ... 2025.04.06 旅の時間
断片記憶 「蓮華」vol.107 2025 『蓮華 107号 ー仏教文化講座たよりー 』三十三間堂本坊 妙法院門跡 2025年2月1日杉谷義純 妙法院門跡門主の御挨拶に国宝三十三間堂が「版築(はんちく)」という地震対策がとられていると書いていました。この間、特別史跡百済寺跡の整備で築... 2025.03.04 断片記憶
ひととき 185「三ツ鳥居」千宗室 2025年3月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「三ツ鳥居」というタイトルでした。タイトルを見て不思議な感じがしました。家元のいつもの散歩の範囲ではないからです。地図を見ていて左半分が空白のままではいけないと悟ったので... 2025.02.23 ひととき
断片記憶 修学院離宮の土橋 天眞庵で店主から修学院離宮の古いパンフレットを見せていただいた。店主も若い時は京都にいたので観ておけばよかったとのことだった。パラパラとめくったとき土橋の写真と記述に目が止まった。欅の欄干の飾りという説明であった。私が観た時は、橋の手摺が栗... 2025.02.04 断片記憶
ひととき 184「水の町」千宗室 2025年2月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「水の町」というタイトルでした。家元が四十歳の誕生日に雲ヶ畑の岩屋不動へ愛用のマウンテンバイクで行かれたことから始まります。そして、我が家の井戸に映る自分の顔がどんどん遠... 2025.01.22 ひととき
古都を旅する 京都市京セラ美術館 週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」プロフィギュアスケーター宮原知子氏の第4回目は「京都市京セラ美術館」でした。岡崎は明治以来カルチャーゾーンです。プラス1は京都府立図書館でした。武田五一のファサードが残っているのがいい。週刊新潮2... 2024.12.13 古都を旅する
古都を旅する 下鴨神社 週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」プロフィギュアスケーター宮原知子氏の第3回目は「下鴨神社」でした。下鴨神社は糺の森を散策していくのがいいところです。宮原知子氏のお参り先は初詣はいろいろ。受験は北野天満宮、勝負は護王神社と白峰神社... 2024.12.06 古都を旅する