読書時間 『北嶺のひと』(1986) はやしたかし、村上譲『北嶺のひと 比叡山・千日回峰行者 叡南俊照』江青出版社、1986年、2002年第9刷叡南俊照(えなみしゅんしょう)大阿闍梨は叡南覚照大阿闍梨の弟子である。この写真集を手にしたのは、赤山禅院だったと思う。いつだったかは定... 2015.11.25 読書時間
読書時間 『日本が世界地図から消滅しないための戦略』(2015) 月尾嘉男『日本が世界地図から消滅しないための戦略』致知出版社、2015年特異点(Singularity)という言葉は2045年問題ということでレイ・カーツワイルの予言で知られるようになった。人工知能の等比級数的進歩について、「等比級数的に進... 2015.11.21 読書時間
読書時間 『風神の門』(1969) 司馬遼太郎『風神の門』新潮文庫、1969年、1980年第25刷NHKテレビ水曜ドラマに『風神の門』が取り上げられたとき、平賀源内を主役にした『天下御免』(1971年)以来のおちゃらけ番組だったと記憶している。三浦浩一の霧隠才蔵と多岐川裕美の... 2015.11.16 読書時間
読書時間 『日蓮文集』(1968) 兜木正亨校注『日蓮文集』岩波文庫、1968年、1979年第9刷文庫本棚を触っていたら出てきた。手作りのブックカバーに題字を色鉛筆で書いたものだ。消息文 45通主要書(三大部)・立正安国論・開目抄・如来滅後五五百歳始観心本尊抄奥書の刷数と発行... 2015.11.15 読書時間
読書時間 『文明論之概略』の読み方(その2) 「本位」という言葉は「興味本位」くらいしか遣われない言葉であると思っていた。Googleで検索してみると、「人物本位」「自分本位」「本位音」「本位記号」「本位貨」とあって、「本位貨幣」の種類により「金本位制」「銀本位制」が出てきて、「本位金... 2015.11.13 読書時間
読書時間 『山家鳥虫歌』(1984) 浅野健二校注『山家鳥虫歌ーー近世諸国民謡集ーー』岩波文庫、1984年高木市之助博士所蔵の明和刊本『山家鳥虫歌』を底本としている。明和は1764年から1771年である。山家農村の民衆の歌謡398首を集めた民謡の原点であると帯にある。1 めでた... 2015.11.08 読書時間
読書時間 『現代語訳 小右記1三代の蔵人頭』(2015年) 倉本一宏編『現代語訳 小右記 1 三代の蔵人頭』吉川弘文館、2015年『現代語訳 吾妻鏡』と同じく、本巻の政治情勢と実質から読む。貞元二年(977)から永延二年(988)の日記である。用語解説と人物注を見たが、『現代語訳 吾妻鏡』ほど詳しく... 2015.11.06 読書時間
読書時間 『真田信繁』(2015) 平山優『真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実』角川選書、2015年本の鮮度ということを書こうとして、書ききれずになった。「江戸時代前期には、すでに真田人気は不動のものであったし、近代になっても明治末年から昭和初期にかけて一大ブームが到来」した。... 2015.11.05 読書時間
読書時間 『関口良雄さんを憶う』(2011) 尾崎一雄編『関口良雄さんを憶う』(夏葉社、2011年)夏葉社は『関口良雄さんを憶う』を復刻していた。山王書房の関口良雄著『昔日の客』を夏葉社が復刻したものを読んで、故人の追悼集も読んでみたくなった。北白川の善行堂に立ち寄ったときに72頁の小... 2015.10.30 読書時間
読書時間 『日本の庭』(1984) 立原正秋『日本の庭』新潮社、1984年『日本の庭』はほとんど「京都の庭」である。『日本の庭』は正伝寺から始まる。「いつのとしだったか、底冷えのする冬の暮方北山の正伝寺の山門を出てきたら、風が死んでいたことがあった」という書き出しからしてすで... 2015.10.28 読書時間