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『大いなる謎 真田一族』(2015)

平山優『大いなる謎 真田一族』(PHP文庫、2015年) 一般書である。真田一族の謎を100の質問で明らかにしょうという意欲作である。文庫本なので読みやすい。気鋭の日本中世史家で、来年の大河ドラマ「真田丸」の時代考証を担当する著者の本を前に...
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『文明論之概略』の読み方(その1)

私は以下の本を並行して読むことにした。 福沢諭吉著、松沢弘陽校注『文明論之概略』(岩波文庫、1995年) 現代仮名遣いでルビ付き 丸山真男『「文明論之概略」を読む 上中下』(岩波新書、1986年) 子安宣邦『福沢諭吉『文明論之概略』精読』(...
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『神代史の研究』(1924)

津田左右吉『神代史の研究』(岩波書店、1924年、1938年第7刷) 郵便受に入りきらなかったので、不在連絡票をみてスマホで再配達を頼んだ。 受取った本は大正13年2月1日に第1刷を発行して、昭和13年2月15日第7刷と奥付にあった。しっか...
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『昔日の客』(2010)

関口良雄『昔日の客』(夏葉社、2010年、2014年第7刷) LE PETIT PARISIENでSさんに見せてもらったときは、よい装丁だと思ったが、インターネットで人気になっていることも分かった。 本を買ったり読んだりするが当たり前の生活...
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『呉越春秋 湖底の城 第六巻』(2015)

『呉越春秋 湖底の城 第六巻』(2015) 宮城谷昌光『呉越春秋 湖底の城 第六巻』(講談社、2015年) 仕事に関係した雑誌、Webや推薦図書を読むのに疲れたときに、宮城谷昌光氏の本などを本屋で見つけると、早速買って帰り楽しんで読む。それ...
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『将棋一代』(1976)

木村義雄『将棋一代』講談社、1976年 本書は3部から成り立っている。 『私の三十五年』1939年 『将棋一代<私の五十年>』1952年 その後のエッセイ 木村義雄は東京の下町の下駄職人の次男に生まれたが、早く長男が亡くなったので長男として...
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『古代史おさらい帖―考古学・古代学課題ノート』(2007)

森浩一『古代史おさらい帖―考古学・古代学課題ノート』筑摩書房、2007年、2009年第3刷 (参考) 森浩一『古代史おさらい帖: 考古学・古代学課題ノート』ちくま学芸文庫、2011年 私はちくま学芸文庫版があるのを知らなかったので、東京堂書...
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『高木春山 本草図説 植物』(1988)

荒俣宏監修、八坂安守校注『高木春山 本草図説 植物』リブロポート、1988年 リブロポートから高木春山の本草図説は植物と動物がでている。高木春山は高野長英とも親交があったという江戸後期の御家人である。 「江戸時代には狭義には薬用天産物を本草...
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『千日回峰行を生きる』(2015)

光永圓道『千日回峰行を生きる』春秋社、2015年 2015年03月01日に十二年籠山行満行した光永圓道大阿闍梨が無動寺谷明王堂で小僧生活を始めるところから半生を書いたもの。光永覚道大阿闍梨の弟子となり、千日回峰行を2009年に成し遂げている...
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『歴史のなかの『夜明け前』』(2015)

宮地正人『歴史のなかの『夜明け前』平田国学の幕末維新』(吉川弘文館、2015年) 島崎藤村の『夜明け前』が昭和の小説であることを知ったのはそんなに昔のことではない。『夜明け前』は中央公論に1929(昭和4)年から1935(昭和10)年にかけ...