読書時間 『「読み」の整理学』(2007) 外山滋比古『「読み」の整理学』ちくま文庫、2007年 「読み」には既知と未知の「読み」があると外山滋比古氏は言う。 内容がわかっている文章を読む既知の読み方と、書かれている内容がよくわからない文章の読みである未知の読み方の二通りの読み方につ... 2015.11.29 読書時間
読書時間 『北嶺のひと』(1986) はやしたかし、村上譲『北嶺のひと 比叡山・千日回峰行者 叡南俊照』江青出版社、1986年、2002年第9刷 叡南俊照(えなみしゅんしょう)大阿闍梨は叡南覚照大阿闍梨の弟子である。この写真集を手にしたのは、赤山禅院だったと思う。いつだったかは... 2015.11.25 読書時間
読書時間 『日本が世界地図から消滅しないための戦略』(2015) 月尾嘉男『日本が世界地図から消滅しないための戦略』致知出版社、2015年 特異点(Singularity)という言葉は2045年問題ということでレイ・カーツワイルの予言で知られるようになった。 人工知能の等比級数的進歩について、 「等比級数... 2015.11.21 読書時間
読書時間 『風神の門』(1969) 司馬遼太郎『風神の門』新潮文庫、1969年、1980年第25刷 NHKテレビ水曜ドラマに『風神の門』が取り上げられたとき、平賀源内を主役にした『天下御免』(1971年)以来のおちゃらけ番組だったと記憶している。三浦浩一の霧隠才蔵と多岐川裕美... 2015.11.16 読書時間
読書時間 『日蓮文集』(1968) 兜木正亨校注『日蓮文集』岩波文庫、1968年、1979年第9刷 文庫本棚を触っていたら出てきた。手作りのブックカバーに題字を色鉛筆で書いたものだ。 消息文 45通 主要書(三大部) ・立正安国論 ・開目抄 ・如来滅後五五百歳始観心本尊抄 奥... 2015.11.15 読書時間
読書時間 『文明論之概略』の読み方(その2) 「本位」という言葉は「興味本位」くらいしか遣われない言葉であると思っていた。 Googleで検索してみると、 「人物本位」「自分本位」「本位音」「本位記号」「本位貨」とあって、「本位貨幣」の種類により「金本位制」「銀本位制」が出てきて、「本... 2015.11.13 読書時間
読書時間 『山家鳥虫歌』(1984) 浅野健二校注『山家鳥虫歌ーー近世諸国民謡集ーー』岩波文庫、1984年 高木市之助博士所蔵の明和刊本『山家鳥虫歌』を底本としている。明和は1764年から1771年である。山家農村の民衆の歌謡398首を集めた民謡の原点であると帯にある。 1 め... 2015.11.08 読書時間
読書時間 『現代語訳 小右記1三代の蔵人頭』(2015年) 倉本一宏編『現代語訳 小右記 1 三代の蔵人頭』吉川弘文館、2015年 『現代語訳 吾妻鏡』と同じく、本巻の政治情勢と実質から読む。貞元二年(977)から永延二年(988)の日記である。用語解説と人物注を見たが、『現代語訳 吾妻鏡』ほど詳し... 2015.11.06 読書時間
読書時間 『真田信繁』(2015) 平山優『真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実』角川選書、2015年 本の鮮度ということを書こうとして、書ききれずになった。「江戸時代前期には、すでに真田人気は不動のものであったし、近代になっても明治末年から昭和初期にかけて一大ブームが到来」した... 2015.11.05 読書時間
読書時間 『関口良雄さんを憶う』(2011) 尾崎一雄編『関口良雄さんを憶う』(夏葉社、2011年) 夏葉社は『関口良雄さんを憶う』を復刻していた。山王書房の関口良雄著『昔日の客』を夏葉社が復刻したものを読んで、故人の追悼集も読んでみたくなった。北白川の善行堂に立ち寄ったときに72頁の... 2015.10.30 読書時間