断片記憶

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氷雨

1月も1週間を残すばかりになった。本も相変わらず片付かないし、以前のようには読めなくなった。老後の楽しみにとっておいたものはそのまま老後の負担になるのだろうか。自分のデジタル資産をどうしようかと考えるのは、紙の資料を捨ててしまったら、自分の...
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思い出せないことばかり

後輩の訃報を知った。よく遊んだ彼と親しくなったのはいつからなのか、思い出せないでいる。不摂生による突然死と聞かされても残された者にとっては受け入れ難いことだ。年賀状を見たばかりだというのに。返事を出さなかったことが悔やまれる。 ここで、彼ら...
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謹賀新年2021

あけましておめでとうございます。
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ゆく年、2020年を思う。

また、ゆく年を思う暮れになった。新型コロナで生活の底が破れた気がする。何も確かなことがないことが、露呈してしまった。新年の計画も立てられていない。Tennysonの詩を朗読して今年を終える。Ring out, wild bells, to ...
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供え餅

来年は丑年である。よって、鏡餅を飾ることにしよう。
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RIP Nakanishi Rei

なかにし礼さんが2020年12月23日に亡くなられた。作詞家であったなかにし礼さんが深夜放送をやられていたの聴いたなあ。僕の耳には礼さんだった。いつのまにか、売れっ子の作詞家を辞めて小説家になられた。歌と共に人生があった時期が思い出される。...
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考え、待つということ

若松英輔氏が「NHKこころの時代~宗教・人生~ それでも生きる旧約聖書「コヘレトの言葉」」の第3回「すべての出来事に時がある」の中で、唐木順三の言葉を引用していたのでメモする。『詩とデカダンス 近代における芸術の運命』の最後、四 考え、待つ...
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Le Petit Parisenのお仕事

東京新聞2020年12月10日の朝刊の26面TOKYO発に石川順一さんのLe Petit Parisienの取材記事が掲載されていました。以前の日経新聞より紙面が広いので、その内反響があるのかも知れません。我々は休みでオーナー不在の夜の月夜...
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『30 DAYS TO BETTER ENGLISH』(1985)

NORMAN LEWIS "30 DAYS TO BETTER ENGLISH" BERKLEY 1985版のオリジナルは1965年3冊のうち一番薄いのがこの本。3冊セットで安いから買ってみたけど、無駄遣いだった。1日15分で30日と書いて...
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Notionを試す

Evernoteの不具合が発生Evernoteのリニューアルに伴う不具合で代替ツールの必要性に直面することになった。iPhoneで書いた追加分がiPadの更新の不具合で元に戻るということが発生し、月初の2日分の作業がパーになった。これでは仕...
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興味と思い付き

本を読んでいると、好奇心をそそられて、別な本が読みたくなる。そして、暫く並行読書する。引用された文が良いと、調べたくなってその本に当たることになる。100分de名著を見て、Daniel DefoeのA Journal of the Plag...
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『高野切第一種 伝紀貫之筆』(1993)でテクストの問題を知る

休みをだらだらと過ごして、『高野切第一』(二玄社、1993年、2014年2版第9刷)をめくった。春歌上の二首目が記憶では読めない。はるのたちけるひよめるきのつらゆきそてひちてむすひしみつのこほれるをはるのたけふのかせやとくらむ佐伯梅友校注『...
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本の肌触り

昨夜の観劇の後のイタメシで飲み過ぎたのか、怠くて、本も読めない。将棋会館で詰将棋の本を買うのを躊躇したのを思い出して、書籍目録を読んで確認した。桑原辰雄『榛名図式 桑原辰雄詰将棋作品集』(双峰社、2015年)が載っていたので、買わなくてよか...
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『超火山「槍・穂高」』(2003)で山行を回想する

原山智、山本明『超火山「槍・穂高」地質探偵ハラヤマ北アルプス誕生の謎を解く』山と渓谷社、2003年本については既に書いたので、今回は、山行について書こうと思う。ジオ・ジャパン2を見ていたら原山智氏が老骨に鞭打って滝谷を登って行くではないか。...
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藤井王位の将棋

藤井聡太棋聖が第71期王位戦で木村一基王位に挑戦した七番勝負は、藤井棋聖が四連勝で王位を奪取し二冠を獲得しました。初日の序盤では木村王位が積極的に動いて指しやすい展開と見てましたが、封じ手以降は直線的な進行になって木村王位が力を出せないまま...