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『観察力を磨く』(2016)

デザイン思考は色々な定義がある。スタンフォードの定義を見てみる。i.共感(Empathize)ii.問題定義(Define)iii.創造的考察(Ideate)iv.プロトタイプ(Prototype)v.検証(Test)スタートの「共感」につ...
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「良寛の悲劇」とは何か

山折哲雄『「ひとり」の哲学』新潮選書、2016年山折哲雄氏は良寛を媒介にして親鸞と道元を呼び出す。親鸞の柏崎へ配流の跡を車で旅する話では、非僧非俗の親鸞の歩みを追いかけているうち、柏崎ということで良寛が出てきた。山折哲雄氏は谷川健一の『露草...
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『「ひとり」の哲学』(2016年)

山折哲雄『「ひとり」の哲学』新潮選書、2016年「ひとり」の哲学「ひとり」で考えるという基本が揺らいでいるのか。本書を読み始めたときの疑問である。「ひとりで生きるという意識が、われわれのあいだからしだいに消え失せていったようだ。ひとりで事を...
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「孤独」と「ひとり」の違い

山折哲雄『「ひとり」の哲学』新潮選書、2016年買ってからしばらく置いていた。序章の「「孤独」と「ひとり」の違い」を読んで課題図書を読むのを優先したのだった。課題図書を読むのに疲れたのと、埋もれた本が偶然に出てきたので読み始める。あとがきに...
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『中村直勝著作集第7巻 歴史と人物』(1978)

中村直勝『中村直勝著作集第7巻 歴史と人物』淡交社、1978年月報から読む。「中村先生の人物論の背景」の時野谷 勝(大阪大学名誉教授)は京都大学での講義の思い出を書いていた。「例えば女房奉書などが発給される過程の制度的な解説だけでなく、差出...
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『進化しすぎた脳』(2007)

池谷裕二『進化しすぎた脳 中高生と語るの最前線』ブルーバックス、2007年、2016年第30刷巷に人工知能の本が溢れている。松尾豊『人工知能は人間を超えるか』(2015)を手にしてから半年が経ったけど、この分野の本が選べないでいる。そこで、...
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『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』(2016)その2

ティナ・シーリグ、高遠裕子訳『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』CCC メディアハウス刊、2016年第2刷前回は時間切れのためどこかで続きを書くつもりだったが、かなり経ってしまった。スマホで表を作るものの、ココログの設定が分からずに...
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小絵馬

『季刊銀花第29号』文化出版局、1977年、特集1 小絵馬 特集2 紅花染小絵馬を見ていくと、一言観音が出てきた。中世以来、神ばかりでなく仏にも絵馬があげられるようになった。「奈良興福寺南円堂の横に、線香の煙の絶えることのない堂がある。世に...
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冨士谷御杖の言霊論と「幽」の世界観

鎌田東二「霊性の京都学89 冨士谷御杖の言霊論と「幽」の世界観」『月刊京都 2017年2月号』顕の聖地と祭り/幽の聖地と祭り、あるいは青島と恐山、そして日向と出雲先月は「幽」を論じると予告していた。今回は青島と恐山という二つの聖地が鎌田東二...
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『日本の護符文化』(2010)

千々和至編著『日本の護符文化』弘文堂、2010年「おふだ」を抜きに日本の庶民文化は語れない。火災除け、泥棒除け、神社の神札、お寺で祈祷された「おふだ」、蘇民将来の「おふだ」、御守りも中身は「おふだ」である。最近、六波羅蜜寺の空也踊躍念仏の報...