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『9プリンシプルズ』(2017)

伊藤穰一、ジェフ・ハウ、山形浩生訳『9プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために』早川書房、2017年再版 Joi Ito & Jeff Howe, Whiplash: How to Survive Our Faster Future (...
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『無限と連続』(1952)

遠山啓『無限と連続』(岩波新書、1952年)を文庫本棚から取り出して読み出したら止まらない。大学の時に読んだ本なので書き込みがしてあった。LE PETIT PARISIENでブログ用に書いていたら、オーナーさんが興味を示し、飲み会で話をした...
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『暮らしのこころ』(1979)

岡部伊都子『暮らしのこころ』創元社、1979年 ikkAさんの2階の甘夏書店企画の「本と手ぬぐい2」で買ってきた。なんでも手ぬぐいの写真や絵に付箋を貼って古書店さんに出展してもらったという。文句も言われたらしいけど、結構付箋だらけなので(本...
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孤心ナクシテ

大岡玲氏がユリイカの『大岡信の世界』で「孤心ナクシテうたげナシ」を寄せていた。大岡信の『うたげと孤心 《大和歌篇》』(集英社、1978年)に書かれた父の為書には「玲君 孤心ナクシテ うたげ ナシ 信」とあった。 浪人生への励ましと受け取った...
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『中世のなかに生まれた近世』(2013)

山室恭子『中世のなかに生まれた近世』講談社学術文庫、2013年 0.凡例 山室恭子『中世史研究叢書 中世のなかに生まれた近世』(吉川弘文館、1991年)を文庫化したもの。サントリー学芸賞 思想・歴史部門受賞。kindle版がでており、文庫版...
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『定家明月記私抄』(1986)(その2)

堀田善衞『定家明月記私抄』新潮社、1986年第2刷 松岡正剛氏の千夜千冊の17番で堀田善衞の『定家明月記私抄 正・続』が取り上げられていたのを読んで。少し気をとりなおす。松岡正剛氏が「こんなに先を読み進むのが惜しく、できるかぎり淡々とゆっく...
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酒司 飛鳥のカウンター

山﨑武也『人生に必要なことはすべて茶席に学んだ』講談社、2009年 岡倉天心の『茶の本』が著者の茶道の原点という。伝統に浸ることの喜びを著者は述べている。伝統賛美に少し反発を感じながらも読んでいくと、 「稽古の場でも、先生がその都度、床の間...
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『風の道雲の旅』(1996)

椎名誠『風の道雲の旅』晶文社、1996年第4刷 婦人画報に1994年1月号から1995年12月号まで連載した写真と文章を本にしたもの。 旅をしている人の話が面白かったのは若い頃のことだろうか。好奇心もあったが、どのような気分になるか想像して...
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『定家明月記私抄』(1986)

堀田善衞『定家明月記私抄』新潮社、1986年第2刷 「世上乱逆追討耳ニ満ツト雖モ、之ヲ注セズ。紅旗征戎吾ガ事ニ非ズ」(P7) 三島由紀夫が「紅旗征戎吾ガ事ニ非ズ」と講演で言ったのはいつのことだったか。堀田善衞の『定家明月記私抄』の序の記は藤...
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『丹生都比売神社史』(2009)

丹生都比売神社史編纂委員会『丹生都比売神社史』丹生都比賣神社、2009年 2010年10月16日(土)の例祭の日に和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野にある丹生都比売神社を訪れた。橋本からタクシーで紀ノ川を越え天野盆地を目指し果樹園の間をぐんぐん...