断片記憶

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RIP 吉田喜重

吉田喜重(よしだよししげ)監督が2022年12月8日に亡くなられた。「美の美」の語り口が好きだった。ご冥福をお祈りします。
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『京都の食文化 歴史と風土がはぐくんだ「美味しい街」』(2022)

佐藤洋一郎『京都の食文化 歴史と風土がはぐくんだ「美味しい街」』中公新書、2022年京都の食文化を歴史地理学で捉えた本『おいしい京都学 料理屋文化の歴史地理』(加藤政洋、河角直美著、ミネルヴァ書房、2022年)の書評が日経新聞の読書欄に20...
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ラジオを聴きながら

聴き逃しでラジオを聴く。1週間で消えるのもあって、1回30分、45分、50分、60分が毎日のようにある。それ以外に普段の日は10分から15分くらいのレクチャーを昼休みにYouTubeで観て、月末には2時間ものになったものを観る。勿論、1時間...
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記録のちから

1週間でしかないが、学習記録をつけてみて感じたことをメモしておく。予定を1週間分書いておいて、毎日の学習で、予定したことが、できたか、時間配分はよかったかなどコメントを書いてみた。二周目以降に役にたつと思うが、計画自体が正しく立てられないの...
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snotgreenってなんだ

KindleでThe Complete Woks of Jacques Lacanのサンプルを読もうと思ったら、あれれ、なぜかUlyssesが出てくるだけ?そこで、snotgreenを検索したら、県立広島大学の高橋渡氏のサイトのページが出て...
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読んだら買っていいにするか

積読本が始末に困るのは読む順序という最大の問題を先送りにする点である。人生の有限性を意識する高齢者となると、読書は娯楽の一つでしかない。気分が乗らなければ、他のことをするし、そのうち読むだろうと放っておくと、移り気な私はまた本屋で気になった...
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継続的な自問自答

なぜ、京都本を読むのかを考えるために京都がなぜ好きになったのかを思い出してみようと思う。京都へ自分の意思で行ったのは、2005年で50歳になる年だった。白川静先生の最終講義を京都国際会館まで聴きに行った。講義まで時間があったのでタクシーで京...
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本の選択

Kindleで本を読むことで、積読の物理的な意味を考えたのであるが、積読の本来の効用はその分野についてのある種の「勘」が得られた時に、その本を読まずに済ませることができることである。その分野で何を読むべきかがわかればそれを読むことの意義もあ...
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優先順位という選択

kindle unlimitedは高いか安いか。著者には悪いが、私にとってどうでもよい本を読んでみた。図書館ですればよいのだが、人の多いところが苦手になってしまったようで、kindle unlimitedでやってみた。お金を出して買ってまで...
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寝る前に萬葉集

眠る前の読書は睡眠にはよくないのであるが、『萬葉集』を眠くなるまで読んでいる。しかし、ほとんど読めない。どうも以前に比べて読めなくなっているのは気になる。白文を読んで新訓で確認してみるのだが、確認時に脳が読めたことにしていたのかもしれない。
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暑気払い

連日の猛暑で、暑気払いがしたくなった。どこもいけないので旬菜佐とうで涼をとることにした。文月や 猛暑猛暑で 暑気払い
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猛暑の7月

関東の梅雨明けが6月27日であった。近畿も6月28日と過去最速を記録した。そのあとずっと暑い日が続いている。これといって読みたい本もないし、見たいものもない。だからといって早く寝れば夜中に目が覚めてラジオ深夜便のお世話になるしかない。確かに...
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PODが欲しくなった夜

E.H.カー、近藤和彦訳『歴史とは何か』岩波書店、2022年第1講のhistoryについて、補註 a 歴史 historyの項を見るとオクスフォード英語辞典(OED)が引いてあって、急に高校時代の記憶が蘇ってきた。英語の教師が何かあるたびに...
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Goinkyodo日録

6月になって、気温も上がり朝方に目覚めたので、ふと思いついて衣替えのようにタイトルを変えてみた。「雑誌漫談所」はタイトルの割には本について書いていない傾向が最近目立って気になっていた。さして対案が思い浮かばなかったので「Goinkyodo日...
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趣味の本

本は読んでも忘れてしまう。本は味わうものである。本を味わうには歴史がよいとの谷沢永一氏の助言に従って、一時期は日本中世史の本を読んでみた。本が本を呼ぶようにして読んでみたが、掘り下げるところまで行かなかった。専門ではないので、読めない史料が...