Goinkyodo

散歩時間

ぎだゆう座2024年8月公演

お江戸上野広小路亭でぎだゆう座2024年8月公演を観る。竹本孝矢さんの解説のあとに、菅原伝授手習鑑 寺入りの段浄瑠璃 竹本孝之資、三味線 鶴澤駒治浄瑠璃は初舞台であった。中入り後碁太平記白石噺 新吉原揚屋の段浄瑠璃 竹本京之助 三味線 鶴澤...
散歩時間

今年もM1予選会を観る

M1の1回戦に石川ヨットスクールで3人が出るとのことなので、証人となるべく、シダックスホールまで暑いさなか顔を出す。今年も突破ならなかったが、漫才を楽しんだひとときだった。
書籍目録

書籍往来2024年08月

葉月になっても猛暑が活力を奪っている状況が続いている。もう、山は登らないし、まして登攀ルート図は使うことがないことが明らかである。しかし、この間、利根川の源流を調べたくなったりして『日本登山大系3 谷川岳・奥利根』を本棚から引っ張り出してき...
古都を旅する

喜幸

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」砂防学者の藤田正治氏の2回目は「喜幸」でした。喜幸(きこう、常連は「きいこ」と呼ぶ)は久しぶりの登場です。「鷺しらず」は知りませんでした。鴨川の川魚食べにまた行きたくなる。プラス1は賀茂とうふ近喜...
読書時間

『吾妻鏡 鎌倉幕府正史の虚実』(2024)

藪本勝治『吾妻鏡 鎌倉幕府正史の虚実』中公新書、2024年圧倒的な筆力である。『吾妻鏡』が後世の編纂物であり二次史料であることを改めて認識させられた。編年体で漢文で書かれたことで正史と錯覚していたのである。現代語訳で読んだ時は先祖がどのよう...
断片記憶

「探索式2024年」7月の状況

日本の夏にだんだん耐えられなくなっていく。また、花火で部屋を掃除した関係で、本棚への道が細くなった。本のコテゴリは歴史、思想が伸びている。でもこれからの時間は部屋の片付けで出てきた資料の整理に向けられるから、当分ブログも夏休み状態となるかも...
書籍目録

2024年購入図書(その8)

文月も花火鑑賞会が終われば月末になっていた。本当に何をしていたか記憶が定かではないが、これで日常生活にもどることができる。勉強ではないが、史料を読む訓練をする時間をとりたいと思う。期日が迫っているということには当分ならないし、本棚はまた、段...
断片記憶

「ちょこっと京都に住む」に東京人の匂いを感じた。

「ちょこっと京都に住む」をAmazon Prime Videoで見た。花火鑑賞会の準備も一息ついたので、時間潰しだった。TVは見ない生活なので、知らなかった。2019年の放映である。主人公の叔父さんの住む土器坂(かわらけさか)は架空の地名で...
断片記憶

花火2024

隅田川花火大会の鑑賞会をする。ものすごく暑いのでとても外で観るのは辛い気がする。厚い空気のバリアがあるような天気であった。雷が鳴ったりして危ぶまれたが、無事に花火鑑賞会は終わって、また来年ということになる。
古都を旅する

三栖閘門

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」砂防学者の藤田正治氏の1回目は「三栖閘門」でした。三栖閘門(みすこうもん)は濠川と宇治川を結ぶゲートです。舟運の盛んだった昭和4年(1929年)に建設されたといいます。現在は三栖閘門資料館となって...
読書時間

『法隆寺を歩く』(2009)その2

上原和『法隆寺を歩くと』岩波新書、2009年著者85歳の法隆寺研究の集大成ともいうべき本であった。フェノロサが夢殿観音の厨子を開扉させたのがいつかを巡って資料の突き合わせがされていた。和辻哲郎がフェノロサの遺著の記憶違いをそのまま使って間違...
書籍目録

2024年07月購入図書(その7)朧谷先生の本が来る

文月に宝物虫払会を見に真如堂へ7月25日とかに伺ったことを思い出すことしばしばであるのは、検索してみてわかった。宝物は風に当てるだけでも違うであろう。真如堂では、見渡せないくらいの書画が吊るされていたのを覚えている。ただ、この暑さで体力も無...
書籍目録

2024年07月購入図書(その6)猛暑と神保町

梅雨明けして猛暑となる。流石に、エアコンを交換したのはよかった。冷房だけではなく除湿という手がある。外を歩くと気温ばかりでなく湿度も高く不快感も増すのである。しかし、神保町にはたまに顔を出して本の陳列を眺めなければならない。こまめに本のチェ...
読書時間

『日本の美術484 祭礼図』(2006)

佐藤康宏『日本の美術484 祭礼図』至文堂、2006年風俗画を読み解く楽しみは伊原弘編『清明上河図』をよむ』(勉誠出版、2003年)から始まった気がする。東京国立博物館で特別展「北京故宮博物院200選」(2012年1月2日〜2月19日)に北...
書籍目録

2024年07月購入古書(その3)『祭礼図』が来る

今年の祇園祭の前祭で鶏鉾の車輪が破損するアクシデントがあり、鶏鉾は巡行を断念した。『祭礼図』が届いたので、『都市祭礼と中世京都』を読み進めよう。(購入後記)河内将芳『都市祭礼と中世京都』(法藏館、2024年)を読み始めたら、『祭礼図』のこと...